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2014年12月のソロモン諸島弾丸往還記

Copyright (C) Minato NAKAZAWA, 2014. Last Update on 2014年12月27日 (土) at 14:14:04.

【第6日目】 打ち合わせと帰途(2014年12月23日)

今日も6:55にcoviaのスマホから流れる「ロックンロールパラダイス」で起床。メールをチェックしたら,公衆衛生ねっとへの柳川先生の投稿で,これまで疫学研究と臨床研究の2つに分かれていたものを統合した,「人を対象とする医学的研究に関する倫理指針」が発表されたことを知った(柳川先生がお知らせくださったURLは厚労省サイトの報道発表用pdfだったが,本文pdfにもリンクが張られたhtmlでの発表である文科省サイトの方をリンクしておく)。

今日はカウンタパートの研究所に行って2人のA氏と打ち合わせをしてから,空港に行ってブリスベンに飛び,そこからメルボルンに飛び,さらに成田に飛んで翌朝関空に飛ぶという,恐ろしいスケジュールになっている。ブリスベンでは国際線から国内線への乗り継ぎ,メルボルンでも国内線から国際線への乗り継ぎ,成田でも国際線から国内線への乗り継ぎがあるので面倒そう。とくにブリスベンの時間が短くてクリティカルなので気合いを入れて頑張ろう。ブリスベン以降は全部JetStarなので何とかなると思うが,ブリスベンまではソロモン航空なので,もしそこで遅延がでたりしたら,ブリスベンで路頭に迷ってしまう。

8:30頃にNVBDCPのオフィスに行ったが誰もいなかったのでA氏に電話をしたら,HQにいるという。いったんホテルに戻ってチェックアウトするからホテルに来てほしいと言ったら,じゃあ車で行ってピックアップして,会合が終わったら空港まで送ってあげると言ってくれた。で,その通りに進行し(オフィスで簡単な結果報告も済ませた),空港までの道中でA氏から気になる情報も得たので,後で手を打たねばなるまい。預け荷物無しでチェックインし,すべて機内持ち込みした甲斐があって,ほぼ定刻にブリスベンに着いてから,かなり先頭の方で入国審査をパスし,1番で手荷物検査場を通過した。Domestic Transferと書かれた順路をたどったら,ちょうどバスが待っていて,5 AUS$払って乗ったらほどなく出発してくれたのもラッキーだった。

ブリスベンの国内線ターミナルはFREE WIFIが飛んでいるが,セキュアでない接続と表示されるし,せっかくcoviaとOptusのsimでテザリングできるので,そっちで接続してメール送受信し,人口学会仕事を済ませた。

離陸が少し遅れて,メルボルン着は10分遅れくらいだった。が,メルボルンはブリスベンと違って国際線と国内線のターミナル間は歩いて移動できるので,思ったよりすんなりとチェックインカウンターに着いた。ただ,長い行列ができていたので,先にバーベキューチキンサンドと水を買って,並びながら晩飯を済ませたのは正解だった。たぶん時間がかかると踏んですぐに出国審査場に行ったのだが,ここも異常なほどの長い列になっていた。結局,その先の手荷物検査場を抜けたときには,ボーディング開始まで残り30分になっていた。免税店でワインとシャンパンとマカデミアナッツを買い,その先のHudson's Coffeeとかいう店でマンゴー入りのパウンドケーキAUS$4.50とLatte大AUS$5.00を買ってから12番ゲートまで歩いたら,既にボーディングが始まっていた。けれども,ここも長蛇の列だったので,ゆっくりとパウンドケーキとLatteの味を楽しむ時間があった。メール受信はしなかったが,もういいことにしよう。

ほぼ予定通りに離陸した飛行機のシートベルト着用サインが消えてからPCを開いて,このメモの続きを打ちながら音楽鑑賞。ただ,やはり飛行機の中ではノイズキャンセリング機能があるイヤホンじゃないとダメだな。

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