昨日はbindのセキュリティホールのレポートを受けてsv2のbindを8.1.2-T3にバージョンアップした。現在のsv2のOSはFreeBSD2.2.5-RELEASEなので,こういうときもほぼインストラクション通りにやればmake一発なので楽だ。今日は試しにlynxで自分のページを見たらどう見えるだろうかと思って,sv2にlynxをインストールしてみた。
まずlynx2.8をダウンロードしてきたが,これがなんとzipアーカイヴだったので,Win95上で解凍してから,Win32版のtarを使ってtar cvgzf lynx2-8.tgz lynx2-8としてtar.gzアーカイヴにし直し,ffftpでsv2に転送してtar xvzf lynx2-8.tgzとして解凍したわけである。INSTALLATIONを読むと,lynx.cfgを自分の環境に合わせて直し,./configureを実行してからmake一発ということだったが,./configureはPermission deniedで実行できない。それもその筈で,Win95上で一旦解凍してしまったために実行属性が消えているのだ。結局,正常に./configureを実行するためには,chmod +x config*と,chmod +x *.shをせねばならなかった。
makeは一発で,/usr/local/binにlynxを,/usr/local/libにlynx.cfgをコピーしたらlynxが使用可能になった。ところで,lynx.cfgには文字コードの扱いに関する部分があるのだが,ここには意外なことにx-sjisとeuc-jpがあるのに,iso-2022-jpがないのである。もちろんiso-8859-1はあるのに,である。これから考えると,WEBページをJISで書くのは,あまり意味がないことになる。というわけで,今日からこのページの文字コードをEUCに変えることにする。何かJISの方が優れているという根拠ある意見があればメールいただきたい。(2000年3月24日追記:その後,Macの古いネットスケープではEUCが化ける場合があって,JISの方が安心だということがわかったので,日記CGI導入後は,データファイルはEUCで編集しているがHTMLファイルはJISにしてある。)
さて,lynxで自分のページを見てみると,フレームやテーブルは当然表示されないが,NOFRAMEタグがきちんと働いていることがわかったので一安心である。