枕草子 (My Favorite Things)

【第33回】 sambaとAPOP(1998年5月28日)

昨日から萩原君に組み立てパソコンをセットしてもらっているのだが,プリンタに関してはローカルにLBP-8II,ネットワークでLBP-830の二本建てにすることにした。ネットワークで出力するには,前に書いたようにファイルにプリントしておいてftp転送,telnetでログインして直接出力でもいいのだが,一般ユーザが使うには煩雑なので,この際sambaを使うことにした。サーバ側のsmbd.confの設定は萩原君がやってくれたので詳しいことはわからないが,クライアント側としては,ネットワーク設定でプロトコルとしてNetBIOSを入れ,クライアントとしてMicrosoft Networkを入れることと,プリンタドライバの詳細設定で「ポートの割り当て」でLPT2などにネットワークプリンタを割り当ててから出力ポートとしてLPT2を選択するだけで,まったく簡単であった。あまりに簡単だったので,自分の端末からもできるようにしてしまった。これは極楽である。ちなみにファイル共有もできるのだが,今のところ必要ないのでしないでおく。

今朝は,新バージョンのMessage Managerをダウンロードしてみたら,APOP認証に対応していたので,sv2号の自分のアカウントをAPOPを使うように変更した。スーパーユーザになればpopauth -initとpopauth -user usernameの2つのコマンドだけで設定できるので簡単であった。まあ,手元の端末から使っている限りにおいてはあまり意味があるようにも思えないのだが,労少なくて,害なくて,少しでも益があるなら,やってみるのがぼくの信条である。


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