枕草子 (My Favorite Things)
【第199回】 今日こそは新sv2が来るのだろうか(1999年12月7日)
- 長野駅に着いたときは星空がきれいに見えていたのに,自転車を漕いでいるうちに雨が降り出し,家に着いたときには大雨だった。風も強くて,まるで嵐のようだ。ここらはまだ山ではないのだが,長野の天気を甘く見てはいけないのだということが良くわかった。
- 朝起きたら(まあ今日はちょっと寝坊をしたので明るくなっていたのだけれど),外は一面の銀世界だった。あの雨が,夜のうちに雪に変わったらしい。自動車道路はアスファルトが黒々と見えているが,それ以外のところには既に数センチ積もっている上に,ぼたん雪とも粉雪ともつかぬ,つまりは中くらいの大きさの雪がしずかに降り続けているのだ。自転車どころか,歩くのにも苦労した。こういう日は,長野駅まで長野電鉄を利用するのだが,長野電鉄は終電が早いので,20:36上野発のあさまに乗らないと接続が間に合わないのがネックだ。しかも,その接続でちょうどよい長野電鉄は特急なので,100円追加料金を払わねばならない。今夕は,海外から訪問中の研究者が行う講演会(東京医学会後援)がエストロゲンの専門家の話だそうなので聞きに行こうと思っていて,それが終わってから3年生が2年生に対して行う歓迎会というやつも覗いてみようと思っているので,やはり終電になってしまいそうな気がする。その場合,長野駅から家まで50分ほど歩かねばならないので,雪の様子によっては大学に泊まった方がいいかもしれない。
- 先週空振りに終わった新sv2号到着は,今日はあるのだろうか? 今週は毎年恒例の大型物品廃棄週間なので,医学部1号館と理学部2号館の間を見れば,日を追う毎に産廃の小山が堆くなっていくと思われる。人類生態でもカラーレーザープリンタを載せている10年くらい前に購入した台が前に傾いていて危険なので,廃棄する予定なのである。もし新sv2号と一緒に新しい台がくれば,今日やってしまおうということになっている。他にも廃棄物品はあるので,新しい台が来なくても今日の作業は中止にはならない。ところで,人類生態から出るのは本当に使えないものばかりだが,他の教室から出るものの中には,まだ使えるけれどもコンピュータ本体からの外し方を知らなかったのであろうために捨てられている拡張ボードとか,ドライバがなくなって普通の人には使えないプリンタとかがあるので,この時期は頻繁にその場所をチェックする必要がある。もっとも,本当のことをいうと,実用できたものは,数えるほどしかないのだが,たんに血が騒ぐのである。
- もしかすると後でまた更新するかもしれないけれど,一旦ここでアップロードしておこう。
- 結局,今日も新sv2号は来なかった。次の機会は木曜日である。
- 東京医学会の講演会は,エストロゲンレセプターのノックアウトマウスを作ったという話で,ERαとERβの違いがクリアだった。環境ホルモンの影響について質問した人がいたのはナイス。
- 2年生を歓迎するのか3年生の飲み会なのかよくわからなかったが,たまには学生と話すのもいいものだ。
- 積雪は2センチメートルという話なので帰ることにした。
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