枕草子 (My Favorite Things)
【第203回】 年の瀬の週末(1999年12月13日)
- 土曜日は信濃毎日新聞から自宅で取材を受けた。家族に関する新年の特集記事で使うという話。朝から掃除に大忙し。記者の方が帰ってから速攻で子どもを迎えに行く。その後図書館へ本を返しに行き,CDブックを3点借りてきた。市立図書館の自然科学系の蔵書はかなり充実していて,馬場金太郎編「昆虫採集学」まであったし,「水質調査法」もあったし,川端裕人のクジラ3部作も全部あったが(「クジラを捕って,考えた」は漁業のところ,「イルカとぼくらの微妙な関係」「フロリダマナティの優雅な暮らし」は生物のところ),大気汚染の本はほとんどなかった。大気環境工学というのは分野として確立していないのだろうか。帰りは通り道である長野大通りの「まつき園」でキューバのコーヒー豆を買う。量る間に,といって出された番茶が美味。ちょっとコーヒー豆の値段は高めだけれど,少量ずつ焙ける焙煎機を使っているそうで,注文しておけば特定銘柄を焙煎しておいてくれるらしいのが長所と思う。
- 土曜の夜から日曜にかけて,年賀状の裏面を200枚分,カラーインクジェットプリンタで印字(図案は賛否あるのは知っているが城山動物園のニホンザルを背景にした子ども写真である)。コート紙によるインクジェット用年賀はがきは,普通のはがきとはインクの乗りが全然違うのである。まあBJC-35vなので多寡がしれているが。
- 日曜日は比較的天気が良かったので,昼間は子どもと三輪公園で暴れる。さらに,風呂場の簀の子を洗い,簀の子の下がガビガビ(注:黴だらけ,の意)だったので,そこも洗う。簀の子を干しておき,買い物にも行く。D2の裏のVANVANというアウトドアの大型小売店で防寒・防雪用品をいくつか買う。いろいろと物欲をそそられたのだが,一つ手を出すと際限なく買ってしまいそうだったので,自己規制。
- 帰った後室内でも子どもと暴れたせい,というのはいいわけにもならないが,今朝は大寝坊して,8:37長野発のあさま506号に乗っている。この電車自体は空いているし,停車駅が少なくて上野には停まるので良いのだが,前にも書いたように8:00を過ぎると長野駅近辺の道路が相当混んでいるのが不快だった(車だけじゃなくて,自転車も多くて)。ぼく自身がその混雑の一端を担っているわけで,不快だなんていっていてはいけないのだろうが,不快なものは不快なのだ。やはり暗くても寒くても6:15までには家を出るべきだなあ,と思う。今夜はミーティングの後,教室の忘年会の予定。上野の韓国料理屋だということだが,また酔っぱらいそうな予感がしている。
- 4日前にここでリクエストしておいたら,早速答えてくださって感謝です(>森山さん)。投票期間中,この「枕草子」トップからリンクしておくことにしたのだけれど,さて何に投票しよう? どうでもいいんだけれど,「……ベストサイエンスブック'99」という表題だと来年はどうなるのかちょっと気になる今日この頃。いわゆるY2k問題なのだけれども。
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