枕草子 (My Favorite Things)
【第205回】 風邪だったらしい(1999年12月15日)
- 昨日は夕方から熱も出てきたらしく,気息奄々,新幹線に辿り着いたものの,長野駅から自転車に乗る気力がなく,長野電鉄で帰った。今朝はだいぶ回復したものの,自転車が長野駅に置きっぱなしなので,やはり長野電鉄を利用した。朝の長野電鉄はラッシュが凄いのだが,まあ山手線や京浜東北線や丸の内線に比べればかわいいものである。駅員が押し込まなくても全員が乗り込めるのだから。
- そんなわけで,sv2号の置き換えは昨日の夕方で中断している。FreeBSD3.3のインストールは済んだので,設定を移行しているところなのだが,なかなか面倒である。
- 風邪の原因はよくわからないが,例年,暴飲暴食後には風邪を引いているような気がする。我ながら進歩がない。胃がむかむかして気持ち悪いところからすると,飲んだときの食べ過ぎに原因の一端があるような気がする。酒を飲んでいるときは全然食べないという人もいるが,ぼくの場合,酒を飲んでいると満腹したという感じが掴みにくくなるのだ。アルコール好きラットの脳内には,アルコール嫌いラットに比べてNeuro-Peptide Y (NPY)レベルが低い場所が何カ所か存在するという論文(Thiele et al., Nature, 396(6709): 366-369, 1998)があったことを思い出した。つまり,末梢からの飽食シグナルであるleptinの脳内でのセカンドメッセンジャーがNPYなのだから,ぼくのNPYレベルがもともと高い上にアルコールを飲むと,leptinが来てもNPYレベルが下がらないために満腹感が得られないのではないかと思ったわけだ。動物実験でもやれば1本論文が書けるかもしれない。
- もっとも,そう思ってPubMedで検索してみたら,今年だけでNPYとalcoholの両方をキーワードにもつ研究が何十本も発表されていたから,よほど急がないと誰かがやってしまうに違いないが。
- NCWとffftpが更新されていたので,コンピュータ関係を更新。
▼前【204】(飲み過ぎには気をつけよう(1999年12月14日)
) ▲次【206】(sv2号機更新〜sambaで徹夜(1999年12月16日)
) ●枕草子トップへ