枕草子 (My Favorite Things)
【第341回】 アップルファーム東京とACアダプタ修理代の謎(2000年7月13日)
- 昨日はもうすぐ4歳になる娘を連れて7:02発あさま550号に乗った。2人掛けの席で娘を窓側へやっておき,食べ物と飲み物を与えつつ外の景色や物語をネタにしゃべっていたら,何とか娘は退屈せずに済んだようだ。上野で新幹線を降り,不忍池の手前の運動遊具でしばらく遊ばせてから(いつの間にか不忍池のハスが咲き始めていて,誰が教えたわけでもないのに「おはようって言ってるお花と眠いようって言ってるお花があるね」という娘は天才ではなかろうかと思ったのはオヤバカだろうか)大学に寄り,荷物を置いてメールチェックをしてから順天堂医院へ。午後診療の受付を済ませてから御茶ノ水駅の向こう側に足を伸ばし,ミスタードーナツでドーナツいくつかと肉まんを買ってから引き返して水道歴史館に入った。ボタンを押すと「じゃぐちくん」が水道の保守管理物語(1回で約7分かかる)をしてくれる仕掛けが気に入って,何度もボタンを押す娘であったが,ぼくが空腹になってきたので3回で打ち切らせ,給水所公苑で早めの昼食をとった。ここも運動遊具はいくつもあるし,池があって水に触れるので娘は喜んでいた。最初はアメンボとトンボとアリと蚊しか目に入らなかったが,踏み石のところで水中を良く見ると,おたまじゃくしやメダカもいるのだ。まさか三四郎池や不忍池や神田川から給水所公苑までカエルがやってきたとは思えないから,誰かが放したのだろうか。アリと蚊にまとわりつかれた娘が早々に音を上げたので,12:30頃順天堂医院に入り,眼科受付の前のベンチに落ち着いた。ここまではきわめて順調だったのだが,13:10頃娘が眠ってしまったのが誤算だった。13:30からの予約を入れていたのだが,13:27に呼ばれて起こしたものの,何をしても起きないのだ。視力検査などをするので,無理に起こして目が開かない状態でも困るし,適当な間を取りながら起こしたものの,やっと起きたのは15:20頃だった。起きぬけで不機嫌な娘を宥めながら検査と診療を受けさせ終わったら16:20,会計を終わったら16:50頃で大層くたびれた。末広町に下りた時には既に17:00を回っていたのでIBMに行くのは諦め,偶然見つけたアップルファーム東京に入ってケーキと水出しアイスティー(娘はブルーベリージュース)を楽しんだ。長野の会社の東京出店だというのも,何かの縁かもしれないと思ったが,喫茶店関係では久々の収穫だった。復路は17:58発あさま527号。
- 今朝は5:00に起きて始発に乗った。IBMに行くべく上野から京浜東北線に乗り換えて新橋で降り,時間が早かったのでヤクルト本社のカフェ・デ・ブラジリアという店に入って,吉田よし子「マメな豆の話:世界の豆食文化をたずねて」(平凡社新書)を読了。この店はヤクルト製品が飲めるのが面白いところだが,眠さを払うためにアイスコーヒーにした。まあコーヒーの味はしたし,350円だったからまあまあか。ゆりかもめに乗ろうと歩いて行ったら,切符売り場近くで引ったくり犯を何人かの人が取り押さえている場面に遭遇し驚いた。IBMでThinkPad535を受け取り,ゆりかもめ,地下鉄銀座線,丸の内線と乗り継いで大学に着いたのは9:50。10:00からの会議に出席し,一仕事終わらせた。昼になったので,これから自転車で味の素に本を返しに行き,帰りにSONYサービスセンターでVAIOを受け取り,アップルファーム東京に入ってから帰って来ようと企画中。
- が,雨が降りそうな天気だったので,アップルファーム東京ではこけももジュース315円をテイクアウトし,信号待ちで停車するたびに飲みながら研究室に戻ってきた。美味。容器がPETでリサイクル可能なのにも感心した。
- TP535とVAIO505の修理代の内訳は,TP535が部品代10000円の技術料8000円,VAIO505が部品代15000円の技術料13000円だったが(どちらも税別),この場合の部品というのはどちらもACアダプタだから,何に「技術」が使われたのかが謎だ。たぶん,どんな修理でも技術料は一定だということなのだろう。SONYの方がIBMより人件費が高いのだろうか?
- 帰りは例によって終電。大宮から座れた。
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