枕草子 (My Favorite Things)
【第566回】 傘がない(2001年6月21日)
- 今週もフォローが終わった時点で朝5:00だった。社会調査の受講生が多いのでフォローがきつい。またも半徹夜(1:00から3:00まで座ったまま仮眠をとった……居眠りともいう)である。
- 生態学では,今日は寄生と病気なので,時間が余ればマラリアの資料が使える。もっとも,それほど余りそうではないが。
- 既に霧雨が降っていて一日雨だろうという予報を聞いて自転車を諦め,間に合わないかもという危機感に煽られながら7:05に研究室を飛び出して春日通りでタクシーを探したが,こういうときに限って一向に来ないのだ。
- 湯島交差点まで降りてタクシーを捕まえたのは7:14であり,先週と同じ7:22発たにがわ号にも駆け込み乗車だった。毎週ギリギリの程度が悪化していくような気がする。
- 席に座り,ふと気が付くと傘がない。いつもはリュックに挿しているのだが,昨日は傘立てに置いたのだったことを忘れていた。
- 一日雨という予報を信じて自転車を置いてきたにもかかわらず傘を忘れるとは,なんたる間抜けか。
- 今回も新幹線の中で配付資料の原稿を作り終え,高崎から経済大学へ向かうタクシーの中で出力した。M40の元はとれているように思う。いや,この目的で買ったわけではないのだが。
- 講義終了後,小雨が降っているのに経済大学の近所には傘を売っている店が見つからなかったので,帰りもタクシーに乗ってしまった。そのおかげで,12:31発あさひ号に乗って東京に向かっているわけだが,今日だけでタクシー代に3500円も使ってしまったことになる。なんたる散財か。これも傘を置いてきてしまったせいかと思うと,雨が恨めしい。もちろん自分の馬鹿さ加減を笑うしかないのだが。
- まあ,この非常勤の講義の給料は高崎市から貰っているので,高崎市に金を落としていくのはいいことかもしれない,なんて負け惜しみを言ってみたり。
- 今日は15:00から原書講読指導の予定なので,講義に明け暮れる一日とも言える。
- 原書講読が終わってから,情報検索とかメールの返事書きといったことをしているうちに,いつの間にか20:30を過ぎていた。帰りは終電1本前。
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