往路あさま508号。鼻水が止まらない。上野に着いたらマスクを買おう。
来週月曜の東日本部会の発表はコンピュータから液晶プロジェクタを使ってやろうと思っているのだが,vaioの電源回りがいよいよ駄目になってきて,電源を切っても充電できないという症状が出てきてまずい。教室のコンピュータ(シャープのメビウス)を借りてやるにしても,それも調子が良くないし,早く自分の次期ノートパソコンを買わねばと気が焦るのである。
ソロモン諸島に行く前は,ThinkPad s30を買おうとほぼ決めていたのだが,新製品が出ていたりして,いろいろと悩ましい。NECのLavie JはUSB 2.0がついているし,東芝のDynabook SSは低温ポリシリコン液晶12.1インチでキーボードも19mmピッチであるのが素晴らしいし,Let's Note Lightは1 kgもない。が,それぞれ欠点もあって,なかなか決められないのだ。ThinkPadにしてもs30の後継は出なくて,X22の後継でX23が出ていたりして,しかもその評判が良かったりする。目移りするばかりでは仕方ないので,「絶対に外せない」条件と「あればいい」条件を分けて考えてみた。
絶対に外せないのは,Windows2000が入ること,バッテリー持続時間が最低4時間,できれば6時間以上あること,100BaseTXのポートがあること,ハードディスクが10GB以上あること,アナログRGB出力ができること,TFT液晶1024x768,USBポートがあること,PCMCIAカードスロットがあること,キーボードが打ちやすいこと,軽いこと,ある程度衝撃に強いこと,である。
あればいい条件は,IEEE1394ポート,RS-232Cポート,無線LAN,赤外線ポート,コンパクトフラッシュスロット,である。ThinkPad X23ならすべてを備えているが,やや重いし大きいし,30万円近い。Let's Note A2なら「外せない」条件はすべてクリアしていて半額である。ThinkPad s30はキーピッチが広いのは偉いが,VGAが標準の15ピンのではなく,アダプタが必要なのが欠点だ。A2とs30は速さに差がなく,A2にはH"INがついている。無線LAN搭載モデルの方がいいのだが,そちらはやや速くメモリが多く,値段が高い。A2にメモリを増設して192MBにしても,たぶん15万円をそれほど出ないと思う。とくに3月15日にA3が出たら安くなりそうだ。ただ,Let's NoteにはIEEE1394がないので,拡張性は高くない。割り切ってしまえばいいのだが。
東芝かNECマシンのバッテリーを長時間化するという手もあるが,思想的に美しくない。最後はキーの打ち易さを店頭で確かめてみなくてはならないだろう。A2はフロッピードライブが標準添付なのも偉いと思う。一覧表にしてみると,やはりLet's Note A2を買ってしまった方がいいのかもしれないと思われた。来週には買ってしまっているかもしれない。
今日の昼頃は,たぶん東京大学系のネットワークとその外との連絡がおかしかった。埼玉大学のサイトは見えるのに千葉大学は見えないとか,ある意味では面白かった。
卒論の研究奨励賞の選考は結構もめた。選考基準が個人任せということが,問題を難しくしている。
発表準備は終わりが見えないのだが,長野が雪だと困るので終電1本前で帰途に着いた。軽井沢まで座れなかったので,東野圭吾「探偵ガリレオ」(文春文庫)を読了。理系探偵としては森博嗣の犀川助教授シリーズがあるが,あれよりも物語として不自然でないし,理系であることの必然性がある。うまいと思う。読書なんかしている場合じゃないのだが。
軽井沢からは発表準備をしたら,かなり進んだ。