さすがに疲れが出てちくま号ではずっと眠っていた。新大阪で降りて,ひかりレールスターに乗り換えてからやっと,X22を開こうという気になった。昨夜チケットを買ったときに,この区間だけは禁煙席の指定がとれず(喫煙席ならオフィスシートさえ空いているとのことだったが),自由席だったので不安だったが,さすがに新大阪始発なので座ることができた。新大阪で買った「饗」という中華(?)詰め合わせ弁当は,あまりうまくはなかったがボリュームがあった。
これから小郡までの間にThinkfree Showのファイルを仕上げてしまうつもりである。Thinkfree Showはパワーポイントとの互換性がかなり高くて,pptファイルをそのまま開いて編集して保存とすればppt形式で保存してくれるのが便利だ。今回は画像がないので容量制限に引っかかることもないだろう。しかし,X22でもこれほど遅いということは,VAIO505RXでは遅くて使いものにならないだろう。それともLinux版だったら速いのだろうか?
ちょうど広島駅に着いたところで,プレゼンテーション作りが終わった。X22のバッテリーは,まだ31%も残っている。高崎から長野までと新大阪から広島までこれだけハードに使って31%残っているというのは,VAIO505RXに比べると夢のようである。やはり買っておいて良かった。
それにしても,広島と小郡の間は,新幹線だと30分余りなのだが,在来線では2時間もかかるらしい。山陽本線が新幹線よりもずっと南の海岸沿いを走るためだが,この時間差はすごい。もっとも,長野と軽井沢の間だって似たようなものだが。
山口では入居予定の家の下見をして,研究室の鍵を受け取ったりと慌しく過ごし,12:29発の山口線に乗って小郡に戻り,13:17発こだま(13:46発を予約していたのだが変更した)で広島へと向かった。車内では,生態学辞典の原稿の締め切りが15日だったことを思い出したので,それを書き,バッテリー残量が5%になるまで仕事をしたら,広島が目の前であった。広島駅からバスに乗って大学病院前まで行き,広島大学医学部保健学科の建物で会議をした。15:00から18:00まで,3人でだいたい1時間ずつ発表をし,建設的な議論ができた。X22のバッテリーは,その間だけでほぼフル充電状態になるという優秀さを示した。しかも,プレゼンテーションに使いながらである。やはりX22は優秀である。その後広島駅のそばの寿司屋に入った。小鰯の刺身(?)というのがなかなか美味だった。2階の座敷席まで給仕をしてくれた人が奥菜恵にちょっと似ていた。きっと看板娘というやつであろう。寿司もシャコはちょっとワサビが利きすぎだったような気もするが,トロの脂がなんとも言えず美味であった。海の幸を堪能した。20:00前にそこを出て,現在は,20:33発のぞみ34号に乗って名古屋に向かっているところである。
名古屋での1時間待ちは,店など全部閉まっているし,暇だった。グレー電話からネットワーク接続してメールを読み,sv2号のこのページのトップだけ更新してしまった。X22はハードディスク容量が大きいのでメール環境も完全にデスクトップと同期させてある。つまりデスクトップでできるほとんどすべてのことがX22でもできるのだ。もはやデスクトップは引越し用に梱包してしまってもいいかも。