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国際保健

Latest update on 2015年10月7日 (水).


1.授業のテーマと到達目標

米国のHealthy People 2020の重点項目の1つにGlobal Healthが含まれていることからも明らかなように,グローバリゼーションが進行した現代において,国際保健学が重要なことは明らかです。

本講義は,国際的な視点で健康問題を研究したり実践活動をしている教員が,オムニバス形式で,国際保健学の主要テーマのいくつかについて論じます。共通教育科目の1つであり,国際都市である神戸に位置する神戸大学医学部保健学科の特徴の一つとなっている科目です。

実際に世界ではどのような健康問題が起こっているのか,グローバリゼーションに伴って国内で起こる健康問題にはどのような影響が現れるのかといったことについて,具体例に触れ,考えることで,国際保健の視点を学ぶことが到達目標となります。

2.授業の概要と計画

後期月曜1限,全専攻2年(検査技術科学専攻のみ選択,他専攻は必修)

過去の記録:中澤が責任教官になったのは2015年度からなので,まだありません。

順序日程内容担当教員
1.10月5日国際保健学の視座:グローバリゼーション下の疾病構造転換と二重負荷・三重負荷(資料中澤
2.10月19日文化の多様性と医療人類学(資料中澤
3.10月26日国際母子保健松尾
4.11月2日開発途上国での国際協力の実際:開発途上国で行われている感染症対策などの国際協力について亀岡
5.11月9日国際理解教育と国際保健上杉
6.11月16日保健医療専門職による国際協力活動の現状と課題:看護の立場から小寺
7.11月30日国際保健における重要な寄生虫感染症とその対策入子
8.12月7日世界で蔓延しているNCDにおけるphysical activityの重要性について:リハビリテーションの立場から小野

3.成績評価と基準

各教員がレポート課題を出し,提出されたレポートを,主として国際保健の視点をどれだけ学べているかという観点から評価します。

7人の教員が分担しているので,最低4つのレポートを提出してください。各レポートを25点満点で採点し,合計します。5つ以上のレポートを提出した場合は,点数の高い4回を合計します。

レポートの提出期限は12月14日とします。12月15日以降に提出されても評価しませんのでご注意ください。レポートで評価するという性質上,再試験はありません。合格点に満たない場合は再履修となりますのでご注意ください。

4.履修上の注意(関連科目情報等を含む)

各教員の研究や実践活動に基づく内容が中心になるので,講義を真面目に受講しないとレポートが書けません。基礎的な内容は,参考書に挙げた文献を自習することをお薦めします。

5.オフィスアワー・連絡先

質問や相談がある場合,中澤(minato-nakazawa[atmark]people.kobe-u.ac.jp)までメールで連絡くだされば,内容に応じて適切な教員に転送します。直接面談が必要な場合も,まずメールで連絡ください。わかりやすいように,メールのタイトルを「国際保健講義について」としてください。

6.学生へのメッセージ

ヒトやモノや情報が世界中を駆け巡る現代において,健康問題に対する国際的な視点の重要性はますます高まっています。本講義を通じて,まさに現在起こっているさまざまな問題に触れ,広い視野を身に付けてくれることを望みます。

7.今年度の工夫

担当教員が一部変わりました。また,昨年度まで期末試験でしたが,今年度からはレポートによる評価に変えました。

8.教科書

とくに指定しません。

9.参考書・参考資料等

10.キーワード

国際保健,健康格差,感染症,NCD,母子保健,国際協力


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