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個別メモ

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【第204回】 終わらない準備（2005年1月24日）

• 困ったぞ。日付けが変わったのだけれども，講義資料作りが終わらない。このままでは先週の二の舞だ。
• 川端裕人君からメールが来て，「リヴァイアさん、日々のわざ」（彼自身のblogサイト）で，福岡伸一「もう牛を食べても安心か」の読書メモを書いたとのこと。彼の読書メモは，中西準子「環境リスク学」のもそうだったけれど，文章もわかりやすく，切り口が鮮やかだと思う。今回のも同感。ぼくの書評では触れなかったけれども，福岡さんが臓器移植に反対する根拠からすると，きっと輸血を受けることも拒否することになるんだろう（それならそれでエホバの証人みたいだが）。もしそうでないとすると（「もう牛を食べても安心か」に書かれていたことは極論であって，現実には違う判断をするというなら），それは明示的でなく論理的でないだけで，主観的なリスク評価をしていることになる。それなら，（そういうものをリスク評価と呼ぶかどうかは別として，）リスク評価を批判する根拠は崩れ去ってしまう。
• はっ。居眠りをしてしまった。3:30だ。時間が無い。
• 5:50に資料が完成してメール送信し，1時間仮眠。あさま504号に乗ろうという気がなかったわけではないが，子供たちを起こして食事（といったって，昨夜作ったハンバーグを暖めただけだが）をして食器を洗ったら7:30は過ぎてしまった。いい天気だったので，久々に自転車で駅まで行く。乗ろうとしたときと降りたときに錠前凍結のために難儀したが，何とかなって，往路あさま508号。
• 講義資料は実はまだ不完全で，修正するのに11:00頃までかかってしまった。その後印刷をお願いした。午後の講義は，ぼくの進め方もまずいのかもしれないが，フォローしてくれなかった学生多数。そもそもが難しい内容なので仕方ないか？　でもなあ，もう少しフォローしてくれてもいいような気もするが。講義終了後，E君の誕生日ということでケーキのお相伴に与った。おいしかった。
• その後，資料をアップロードして，これから帰途につこうというところである。復路あさま531号。わりと暖かくて，長野駅で自転車の鍵を解くのには困らなかった。久々に23:30には就寝。

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