Latest update on 2012年3月5日 (月) at 10:54:46.
学校給食のあり方についてご質問したいと思います。
今年7月15日に施行された食育基本法には,第20条に,学校・保育所等における食育の推進が謳われており,『学校、保育所等又は地域の特色を生かした学校給食等の実施、教育の一環として行われる農場等における実習、食品の調理、食品廃棄物の再生利用等様々な体験活動を通じた子どもの食に関する理解の促進』という文言があります。この文言を素直に解釈する限り,給食センター方式よりも,自校給食の方が食育にとって望ましいことは明らかです。(中略)
県内でも自校給食の市町村も多々あります(塩尻市や茅野市など)。ところが,長野市では,学校給食センター等運営審議会の議事録などを拝見しても,自校給食などはまったく検討の対象外のようです。それどころか,市長の方針を拝見していますと,経営の合理化のみが重視され(それすら具体的にコストが試算されたものをみたことがありませんので,本当に合理化になるのかわかりませんが),給食センターの業務民間委託が益々進んでしまうのではないかとの懸念を禁じえませんし,そうなると,食の安全・安心を確保しながら食育を推進していくことがどれほど期待できるのか,不安であるといわざるを得ません。
食育基本法の方針にしたがって,今後長野市でも市町村食育推進会議が設置されることとは思いますが,学校給食センター等運営審議会との関係も含め,今後長野市において,学校給食における食の安全・安心と食育の推進にどのように取り組んでいただけるのか,市長のお考えを伺いたく存じます。よろしくお答えください。
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