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【第1182回】 会議とか(2008年11月11日)
- 6:00起床。△。往路あさま510号。今日は昼過ぎの教務委員会と夕方の疫学勉強会を除けば拘束はないはずなので,溜まっている仕事を少しでも進めたい。
- R developmentメーリングリストに流れたやりとりは面白かった。pie()関数のドキュメントで,judgementというスペルがスタンダードじゃないからjudgmentに訂正すべきでは? というたぶんアメリカンな人からのメールに対して,フランスから自分のConcise Oxford Dictionaryには両方のスペルが載っているけど? という控え目な指摘が届いた後,R御大から,「OEDにおけるjudgement, judgmentの定義は1.裁判所で裁判にかける行為,[今では稀で3. 諍いによる裁判,に合流],2. 苦しい試練(神の裁き),...となっていて,この順でエントリヘッダが書かれているんだからjudgementが好まれていてjudgmentの方が代替として認められるスペルなんだ,だから我々は好ましいスペルを代替のものに変える気はない(dictionary.reference.comはアメリカでは両方正しいけれどもjudgmentの方が好まれ,judgementは主にBritishだといっている)。R-coreチームではBritishスペルが主流だし,Rのドキュメントではそっちが好まれる(と,どこかのガイドラインに書いてある)」という感じの内容のメールが届き,最初にメールを投げた人から陳謝のメールが届いて幕となった。相変わらずR御大の手際は鮮やかだ。
- Rの質問メールが届いた。これくらい簡単な質問ならすぐに答えられる。でも一応動作確認してから返事しよう。……で,結局30分以上かかってしまった。原因はEpiライブラリの計算が
すべてRで書かれているわけではないらしい一部隠されていること。ROC.ticがどこで定義されているのかがわからないを見るには,Epi:::ROC.ticとしなくてはいけないのだった(青木先生のコメントにより修正・追記)。
- 教務委員会は議題が少なくて20分で終わった。
- 総務省の都道府県・市区町村別統計表(一覧表)には,市区町村別の年齢5歳階級別人口だけではなくて,産業別人口が載っていた。これでみると,第三次産業人口割合が五十数パーセントという点で同じであっても,北橘は卸売・小売業が多く,片品は飲食・宿泊業が多いことがクリアにわかる。この表は地図にすると面白いだろう。
- 夕方の疫学勉強会の後,学長候補の立会演説会というのを聞いてきた。当然かもしれないが,多少のスタンスの比重の違いはあるものの,本質的には同じようなことを言われていたと思う。質疑応答を含めて1時間半くらいかかった。しかし,今度の総選挙でもし政権交代があったら,将来構想は大きく変わるんだろうなあ。もちろん,政権が変わっても大して文教政策が変わらない可能性もあるわけで,やはり理想的には国会議員はランダムサンプリングで,大臣は直接選挙で選んで欲しいが。
- 復路あさま549号。長野駅に着いてから,頼まれていた切符を買って帰宅。金曜締め切りの,少年野球の1年を振り返る原稿を打ってから眠った。
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