Top
個別メモ
Latest update on 2012年3月5日 (月) at 10:54:46.
【第1464回】 講義と問題作成と研究科長懇談会(2009年11月20日)
- 6:10起床。歯磨きなどしてから新前橋に自転車を飛ばし,高崎で弁当を買って,Maxたにがわ402号に乗り継いだ。Maxたにがわは自由席が多くて大抵座れるが,今日も座れて良かった。かなり眠れた。上野から東京大学までは歩いた。
- さて講義だが,学生がたった1人だったので,マンツーマンの講義になってしまった。複数人いれば,ミニレポートを書いてもらう前に多少ディスカッションなどしてもらいたかったのだが。3時間,マンツーマンで講義をするのは,こちらもきついが学生もきつかったと思う。しかし1人相手に昨日あれだけ苦労して講義資料を作ったのかと考えると悲しいので,その一部を公開(pdfファイル)しておく。
- 最後10分でミニレポートを書いてもらってから,開発経済学をされている経済学部のS先生(初対面だったが,人類生態の教授と知り合いだったので紹介していただいた)とマダガスカルのマラリア研究の話をしながら,久々に森川町食堂で昼食をとった。焼サバ定食にして,奢っていただいてしまって恐縮しながらも,おいしく頂いた。やはり前橋にもこういう和食の定食屋が欲しいと思う。S先生からマラリア勉強会での講演依頼があったが,12月の予定がなかなか決められないので,その場で返事はできなかった。後で返事しなくては。
- 再び上野まで歩き,駅の大きな本屋に川端君の『算数宇宙の冒険:アリスメトリック!』がないことに憤慨しつつ,とき327号で高崎に戻り,上越線に乗り継いで,新前橋から再び自転車に乗って大学に来た。本来はここで問題作成を進めるつもりだったのだが,メールのやりとり(とくに急ぎの仕事をいくつか含んでいたのを慌ててこなしたりしたので),既に18:30になろうとしている。19:00から准講会の研究科長との懇談会があるので,あと30分しかない。忙しすぎ。
- さまざまな学会が,政府の事業仕分けの,とくにポスドク切りには大反対していて,メールで声明文案とかPIの呼びかけが飛び交っているのだが,忙しすぎて深く考える暇がない。素朴に考えると,受け皿もなく非正規雇用のポスドクを増やし過ぎたのは前政権の失敗だということは以前からわかっていたので,本当は先に受け皿を用意して,非正規雇用のポスドクを徐々に減らしてバランスを取っていく必要があると思うが,先に補助事業を打ち切るというのは順番が逆であろう。ただ,仕分けというか,既得権となっていたすべての大事業を見直すことは,不要なダムを造らないという立場から考えたら整合性があると思う。中抜きしていた天下り組織の関与を減らすことで事業費削減ができるなら,日本科学未来館に限らず,組織再編などは妥当性があるように思う。でも,海外の研究者を呼んでいいといって5年間の助成金を出してくれたはずなのに,1年だけ出すけれども後は凍結,といったやり方は,あまりに乱暴だと思う。遠藤さんは困っているんじゃないだろうか。
- 懇談会はかなり盛り上がったが,ここでも事業仕分けの話と運営費交付金の話と人が足りない話が飛び交った。21:15頃にお開きとなり,復路あさま553号。
▼前【1463】(講義準備と問題作成(2009年11月19日)
) ▲次【1465】(問題作成する日曜(2009年11月22日)
) ●Top
△Read/Write COMMENTS
Notice to cite or link here | [TOP PAGE]