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個別メモ

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【第1514回】 今日はデータ整理だ(2010年1月22日)

Windows Update
5:50起床。Windowsの自動更新が働いて再起動があったので,娘と同時に家を出ることはできず,往路あさま510号となった。
Firefox 3.6
午前中はメール送受信とかソフトウェアのセキュリティアップデート作業(Windows用とFirefox 3.6――Firefox 3.6にはHtmlValidatorがまだ対応していないため,このアドインが一時的に無効化されてしまったのは意外だったが)とかに終始した(少しはデータ整理もできたが)。OOo3.2が日本語版RC3の品質保証作業に入ったらしいので,リリースが近づいているかもしれない。昨年10月にβテストをしていたときにも,いろいろと機能が増えたことは知っていたが,自分の使い方だと3.1の機能で不足はなかったので,バージョンアップするかどうかは微妙だし,いずれにせよ,いまテストをしている余裕はない。フリーソフトユーザとしてはテストに協力できないのは心苦しいが仕方がない。
NEJM論文
昼はとよだでランチを食べながら,『インフルエンザ21世紀』を読み進めた。本当に濃い本なので,なかなか読み了えられない。今日のところでは,Reichert TA, Sugaya N, Fedson DS, Glezen WP, Simonsen L, Tashiro M (2001) The Japanese experience with vaccinating schoolchildren against influenza. NEJM, 344: 889-96.(原文pdf)を読まねばと思ったのが収穫だった。『インフルエンザ21世紀』の記述から受けた印象としては,学童へのインフルエンザワクチン集団接種をしていた時期と,インフルエンザ等に起因すると思われる超過死亡が低くなっていた時期が一致しているという,時系列の集団ベース研究のように思われたが,そんなにクリアなんだろうか? 偶々時期が一致(どうやって「一致」といえるのかも,実は難しい問題だと思うが)している他の現象は無いのだろうか? と思われた。ともかく元論文を読んでみなくては何ともいえないが。
Glovia面倒
戻ってきてソロモン諸島調査関係のGlovia入力をしているのだが,いつもながらいろいろと面倒。もうちょっとMan-Machine-Interfaceを人間工学的に改善してほしい。しかしともかくも,1時間近くかかって何とか終わった。
Cohen論文
あの『新「人口論」』のJoel E. Cohenが,Demographic Researchに,"Life expectancy is the death-weighted average of the reciprocal of the survival-specific force of mortality" という論文(本文pdf)を発表している。Abstractは,「生命表の死力は通常,年齢の関数として扱われているが,生存者割合の関数として定義可能である。これにより平均余命について新たな関係式を導くことができる。……」と書き始められており,テクニカルな論文のようだ。でもCohenの著作なのでメモしておく。
Rの64ビット対応
R-developメーリングリストへのR教授の投稿によると,Win64版のRバイナリのdaily snapshotビルド版ができているそうだ。Tcl/Tkもサポートされ,パッケージも2000以上サポート済みらしい(自分のpyramidはどうかと思ってチェックリスト[CRAN Package Check Results; リンク先は筑波大ミラーなので一日遅れだが……]を見たら,大丈夫だったのでほっとした)。しかし,相変わらずR教授の投稿は辛辣で面白いなあ。
学生歓迎会
18:00頃から,恒例の選択基礎医学実習学生を歓迎するための,教授謹製パスタパーティが始まったらしい。けれども,ソロモン諸島出張関係の書類とか,データ整理とか,いろいろやることがあって,自分は19:00過ぎから参加し,終電に乗るために21:45頃に先に失礼した。復路は臨時のあさま591号。長野はかなりの雪だったが,終電が出た後だったので,仕方なく自転車を押して帰った。

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