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個別メモ
Latest update on 2012年3月5日 (月) at 10:54:46.
【第1660回】 久々に晴れ(2010年8月16日)
- 日曜もだいたい土曜と同じ過ごし方。大学院統計演習のテキスト(もう今年は終わってしまったが,web公開すれば役に立つだろう。英語と日本語でほぼ同内容,かつRgui ConsoleとRcmdrでの処理方法を,基本的な統計処理手法ごとに併記してあるものは,これまでになかったはずだ。大学院では英語が苦手な日本人学生と日本語がわからない留学生の両方にわかるテキストが必要なので,こういうものを作らざるを得ない)完成が近いので,その仕事を進めた。もっとも,他のこともいろいろしていたので完成しなかったが。他のこととは,興南と明徳義塾の試合を真剣に見てしまったことと,息子がキャッチボールをしたがるのに付きあって(さすがに剣道で鍛えているだけあってリストが強く,軽く投げている球の伸びが,普段コーチしている小学生男子とか中学生女子とは段違いだった),遠投で負けたことにショックを受けたことと(高校2年の息子が70〜80メートルくらい投げるのは,まあ普通だと思うが,自分が投げた球がその距離を2バウンドでしか届かないほど肩が衰えていることに気付いてしまって落ち込んだ),仙台育英と延岡学園の死闘を見ながら,随分前に買ったものの暇が無くて手をつけていなかった「大人の科学」のミニエレキギターを組み立てたことと(音質はチープだけれども面白いデバイスだと思う),その他もろもろの家事を指す。
- 月曜は5:50に起きて油揚げとタマネギの味噌汁を作り,ご飯と漬物と一緒に食べて純和風の朝食とした。7:30過ぎに可燃ごみを出してから自転車で長野駅に向かい,7:43頃に着いた。今日は信号運が良かった。往路あさま510号の自由席が1〜3号車なのは,お盆運行なのだろう。
- 『美味しんぼ』の雁屋哲氏のブログのさあ、元気を出すぞというエントリで,東大の原子力工学科が無くなったと書かれていた。まあ20年以上前から進振りでは底点が付かないことが多かったと記憶しているので,むべなるかなと思うが,もし学生が来ないのが,雁屋氏の言う通りに「学生たちは、自分たちの未来に対して必死に考えるから、未来のない学科には行かないんだよ。そういう意味では,東大の学生は、ちゃんと物事を考えているな」ということだとすると,健康科学・看護学科も未来が無いと判断された,ということになる。もちろん学科として未来が閉ざされていることと,その学問自体に未来が無いかどうかは別物だけれども,総合健康科学科と改称して学生が来るのかどうか。もし本当に学生が物事を必死に考えているのなら,改称したくらいで学生が来るはずはなく,さまざまな学部・学科からの植民地状態であることを脱して,逆にそれらも統合した改組にしなくてはダメなんじゃないかと思う。または,学科出身者がちゃんとその専門家として教授になれるような仕組みでなくては。人類生態学教室だけは教室出身者が教授になっているけれども,看護以外の教室はほぼ全部,別の学部または学科出身の人が教授だからなぁ(上記「植民地」とはそういう意味)。そもそもが,保健学科はまだ1つの学問としてのentityを備えた「保健学」を想定できる余地があったが,健康科学・看護学科では寄せ集めであることが名前からしてバレバレだった(だから改称自体は賛成)。前回の改組のときに,健康科学・看護学科ではなく,医学も看護学も概念としては保健学に包摂されるので,医学部を保健学部にして,医学科,看護学科,健康科学科の3学科からなる構成にしておけば,まだ良かった。しかしそんな思想は医学科が許さないだろうから,今回,改称ではなく,逆に医学部医学科はそのままにしておき,看護は看護学部看護学科として独立させ,健康科学に入っていた各教室は,理学部人類と駒場の文化人類と合体し,経済学部の開発経済とか,農学部の井上真先生のところも巻き込み,人口学系の教室をいくつか(数理人口学とか生物人口学とか経済人口学とか社会人口学とか……)新設して,文理融合型の人類学部(人類学科|健康学科|人口学科)にするというドラスティックな改組をやってほしかった。以上,似たようなことを以前もメモしたような気がするが,雁屋氏のブログを見て思い出したので。
- それにしても,雁屋哲氏の次女の方が作られるというラーメンは美味そうだ。麺をどうやって作ったのかを,もう少し詳しく書いてくれるとなお良かった(まさか『美味しんぼ』の冷し中華の回で山岡が包さんに頼んでやって貰ったように青竹を使ってこねたとは思えないし)。雁屋氏の表現力のせいで,余計に美味そうに感じるのかもしれないが,涎が出そうだ。今日の昼は,
たんさいぼうたんさゐぼうに行ってみよう。
- 午前中は院生の相談に1つ答えた他は,ずっとテキスト修正をした。昼,たんさゐぼうに行ってみたら,盆休みだった。とよだも盆休みだったので,チャイニーズレストラン天壇で,牛しゃぶ冷やし中華を食べた。これはこれで美味だったが,雁屋哲氏による「次女のラーメン」の描写によって掻き立てられた想像力に打ち勝つほどではなかった。
- 午後もテキスト修正。うーん,もっと終わりは近いと思っていたんだが,英文だけを書いたところが意外に多くて,和文を合わせるのが面倒で,予想以上に時間がかかってしまっている。今日も終わらなかった。
- 聖光学院はまた勝ったんだな。ベスト8か。東大ソフトボール部のチームメイトでピッチャーをしていた辻君が教頭先生なので,ひそかに応援している学校の1つなんだが,2年生エースが頑張っているし,いいチームだと思うので,健闘を祈りたい。
- お盆運行のおかげで,復路あさま551号が長野まで行ってくれたので,がら空きで余裕をもって座れて良かった。
- 帰ってから,録画しておいた信州の野球人とかいう番組を半分くらいまで見た。いきなり,草田アナウンサーが中越育成会少年野球の監督として若穂グラウンドでナイター照明付きでノックを打っているところ(普段から中越が若穂グラウンドまで行っているとも思えないので,これは番組のための特別練習というか演出だったと思う)から始まり,故・島岡御大の逸話を長野日大の中原監督や星野仙一さんらが語りつつ昔のビデオを流したり,信州出身のシンガーソングライターの人(名前は失念した)が,オリックスの金子投手と楽天の聖沢選手という2人の信州出身現役プロ野球選手のところを訪問して取材したりとか,面白かったのだが,シンガーソングライターの人が金子投手とキャッチボールをした場面,ソフトボールのピッチャー経験者とはとても思えない投げ方であった。あれでピッチャーなんて言ってはいけないと思う。このまま見ていてはいかんと思い,半分で止めて大学院統計演習テキストの続きをやり始めたら止まらず,気が付いたら3時を過ぎていた。まだ終わっていないが徹夜すると後に響くので眠っておこう。
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