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【第1961回】 承前〜Ra入り独自ビルドR作成(2011年8月18日)
- 6:30起床。今日は午後からチョークトークという微量元素の研究会をやりに行くことになっているので,午前中に昨日やりかけた作業をmake check-allの続きから再開し,独自ビルド版Rを作るところまで持っていきたい。剪定枝葉を集積所に持って行ってから自転車で長野駅へ。
- 往路あさま510号に乗ってすぐ,make manualsを実行させた。もちろん,C:\R\src\gnuwin32で実行するのでいい。しかし1878ページのrefman.pdfは5分ほどで無事に出来上がったものの,./UseExternalXrefsを読めないというエラーが出て,R-FAQ.pdfを作る途中で止まってしまった。これはinfoを作る操作をしなかったからのようだ。たぶんここの順番はどうでもいいので,make manualsは中断し,raのチェックをする。しかし困ったことに,jitがインストールされた状態になっていないようで,library(jit)のところで止まってしまい,"C:\Program Files\R\R-2.13.1\library\jit"をC:\R\libraryにコピーしなくてはいけないことに気付くのに暫くかかった。メッセージが日本語で表示されるためにdiffがやたらにたくさんの違いを出すという問題を解決する必要もあり,無事にここまで済んだのは軽井沢過ぎだった。ここから高崎まででmake distributionができるだろうか……と思ったが,実はInno Setup(日本語デベロッパーズガイド)をインストールしたのはY5ではなく,現在壊れているデスクトップマシンだったので,ここは新幹線の中ではできなかった(C:\R\ra\win-installer\make.batを実行したらRaのインストーラを作ってくれそうな気がしたが,それにもInno Setupが必要なようだった)。ともかく,ここでいったん中断。
- 大学に着いて院生の発表練習につきあってから,make manualsをさせながらInno Setupをインストール。UNICODE版をインストールしてから,LanguagesディレクトリのJapanese.islをutf8にコード変換して(ただしLanguageCodePageは932のままで)別名で保存してみた。
- マニュアルは途中まででもいいやと思ってmake distributionをしようとしたのだが,make manualsがエラー終了する状態だと完了しないのだった。仕方ないので,インストールファイルを作るのは後回しにして(どうせ公開するには全ソースもダウンロードできるようにしておかなくてはいけないらしいし),先にC:\R\bin\i386\Rterm.exeを使ってシミュレーションのRコードを実行するバッチファイルを書いて,それを実行させてみた。とりあえずY5上で高速にシミュレーションを実行するにはこれで十分なはず(独自ビルド版の作成には成功したといえよう)。
- しかし計算は終わらないまま研究会へ出発することになった。30倍程度の高速化ではまったく不十分だ。
- 会場に行く途中も着いてからも時折スリープさせつつ計算は継続中。微量元素だけでなく,生体と金属・化学物質に関する研究会であった。受付と挨拶の後,まず会食があって,その後で2題のセッション。懇親会があって,その2次会でも1つの演題報告があり,いろいろな角度からディスカッションが盛り上がって,途中風呂に行ったりしつつも2次会がお開きになった朝4時過ぎまでつきあった。
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