枕草子 (My Favorite Things)

【第420回】 仕事の効率（2000年11月2日）

• 往路は，去る２日間の反省を踏まえて，あさま２号……のつもりだったが挫折して，あさま504号。6:30に起きて昨夜のシミュレーションが無事完了していることを確認後，味噌汁を作り，子どもたちも起こして一緒に食事をしたまでは良かったが，雨で自転車が使えず，長野電鉄に乗ろうとしたら鼻先でドアが閉まってぎりぎり間に合う電車に乗れず，と，この２日間の失敗を繰り返してしまった。このままでは駄目だ。
• 今日は，研究室に着いたら，一つどれだけ仕事の効率を上げられるか，チャレンジしてみることにしよう。
• などと言いながら大宮過ぎまで眠ってしまったが，今朝できていたシミュレーションデータを図にするのにgnuplotでうまく行けそうなことを確認したので，大宮から上野までの仕事効率は良かったといえよう。眠さに耐えて能率悪く仕事をやるよりずっとましだと思う。
• Ｃで簡単なフィルタ（タブ区切りのテキストデータを標準入力から読み込んでレコード毎に平均と不偏標準偏差を計算してタブ区切りで標準出力に出すもの[stat.c = 799 bytes]）を書いたりして，ちょっと手間はかかったが，パラメータ毎のエラーバー付きの折れ線グラフを重ね合わせ表示することに成功した。ここまでは大変効率が良かった。
• 午後，カラープリンタにOHPを出力する仕事のヘルパー作業に意外に時間をとられ，論文の直しは８割程度。完成は明日に持ち越しとなった。途中，印刷の待ち時間を使って，教室のネットワーク構成図を更新できたから，まあまあ効率は良かったような気もするが，論文が人口学研究の今度の号に間に合わなくなったら，後悔してもしきれない。明日の午前中には，石にかじりついても仕上げようと，固く決意したのだった。
• 前から薄々想像はしていたのだけれど，実際に人口大事典のクロスリファレンスを作るという新たな仕事が降ってきた。今やるのはどうせ無理だから，民族衛生の国際シンポの準備が終わってからにしよう。その前にも環境保健学の講義とか，やることは山積みだから，休んでいる暇なんかないのだ。
• 長野電鉄に乗るためには終電１本前のあさま535号に乗らねばならないのだが，明日から３連休のためか，普段は停まらない佐久平と上田にも停まるためか，いずれにせよ猛烈に混んでいて，大宮まで座れなかった。高崎から論文の続き。

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