枕草子 (My Favorite Things)

【第663回】 激しく眠い夕方(2001年9月27日)

ほぼ完徹して講義に出かけた。自転車で上野駅に出て折り畳み,7:22発たにがわに乗って8:15高崎着,自転車を組立てて約8 kmの道を漕いだ。暑い。

講義はつつがなく終わった。生態学の夏休みの課題として出していたレポートを受け取ったりしていたら,13:09発あさまにしか乗れなくなっていた。この電車は混むから嫌なんだよなあ,と思っていたら,上野まで全然座れなかった。こんな予想は当たらなくていいのに。

研究室に着いても,激しく眠い。毎週,半徹夜でも後遺症があるのに,今回は完徹なので辛い。明日からの学生実習に備えて試薬の調製とかをしなくてはいけないのに,こんな状態で大丈夫なのか不安になってくる。

こんなときに電話がかかってきて,注文しておいた標準液が今日中には間に合わないかもしれないと言われても,手を打とうという元気も出ない。標準液くらい,自分で希釈して作れば作れるから,最悪の場合はそれで済ませてしまおうと思うが,できれば間に合って欲しいところだ。

ともかく,どうしようもなく眠い。さっきからコーヒーを浴びるほど飲んだり,顔を洗ったりしてみているのだが,まったくといっていいほど効果がない。眠気覚ましの名案があったら知りたいものである。ただし,眠ればいいという自明で根本的な解決策は別にして。

帰りは終電1本前。ちょっとしたハプニングがあって実験室に一時入れなかったために始めるのが遅れ,試薬の調製が終わらなかったのだが,後は明日からの実習指導を手伝ってくれる院生の緑川君に頼んで帰ることにした。大宮で座れてからは,ほぼずっと眠れたので,多少回復したかな。


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