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1997年夏・ギデラの健康と栄養

Copyright (C) Minato NAKAZAWA, 2017. Last Update on 2017年3月17日 (金) at 03:08:13.

【9】 ウメ村へ(1997年8月15日金曜)

恐ろしい一夜が明け,平穏な一日が始まった。日本では終戦記念日である。朝からダルーに出て,ガソリン(Zoom)を80 Lと4人分(雇ったN氏,G氏,L氏とぼく自身)の食料とモトルー(たばこ)27本を買う。そのままL氏の運転するディンギーでウメ村へと出発した。L氏は昨夜の活躍のため,眠そうである。彼ら3人は稲岡さんのアレンジで雇った。N氏とG氏は20 K,L氏は100 K(ディンギーレンタル料が80 K)という契約である。

まあまあ無事にウメに着き,どこに泊まるかを検討する。No.3は通り過ぎて(どうせここには1日使おうと思っていたので),まずNo.1で停泊する。出てきた村人に聞くと,ここにはほとんど誰もいないとのことなので,そのままNo.2へ行き,No.1は朝往復することにした。No.2では川辺に青いビニールシートを張って人々がキャンプしていたので,そこに我々も泊まることになった。都合のいいことに,たまたまそのキャンプにVillage Recorder(センサス担当者)がいたので,センサスブックをチェックすることができ,一応現在ウメ村に住んでいることになっている人のリストができた。

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