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2011年2月ソロモン諸島往還記

Copyright (C) Minato NAKAZAWA, 2011. Last Update on 2011年7月11日 (月) at 17:30:01.

【第6日目】 健診二日目を完了してホニアラへ(2011年2月13日)

前夜は隣家のラジオも結構遅くまで鳴っていたが,意外に良く眠れて,6:45に目が覚めた。石森君が10:30には村を出て空港に直行し,帰国の途につかなくてはならないので,HiluxとRAV4の両方が来ることになっているが,さてどうなることだろう。例によって用便と朝食を済ませたら7:30を過ぎ,昨日の結果つきの写真の印刷を始めた。8:00少し前,写真印刷が終わりそうになった頃,まずRAV4が到着した。これで,仮にHiluxが遅れてきても,石森君は帰国できるわけだ。

驚いたことに,8:10頃にはHiluxも到着した。昨日の失敗に懲りたのか,今日は時間通りにホテルに来たそうだ。すばらしい。日曜は村人が教会でお祈りをしているために,逆に出足が悪かったが,9:00頃から続々と集まりだし,石森君がRAV4で空港に向かう前に40人以上できたのは良かった。その後は受付をFさんに代わってもらい,指先穿刺を担当していたテクニシャンJ氏と,スライドへの番号書きをやってもらっていた運転手P氏に,Fさんがやっていた作業を割り振り,昼飯を挟んでさらに20人ほどの健診ができた。

健診チーム記念写真2011年2月15:00頃になると新規参加者が来なくなったので,健診を終わることにした。村人とお別れをし,例によって現地アシスタントにも入ってもらって健診チーム記念写真を撮ってから(既に空港からブリスベンに向けて飛び立ってしまった石森君が入っていないのが残念だが,朝などは記念写真を撮るような余裕はなかったので仕方なかろう),JC氏に住処と食事のお礼をし(賄い付きの延べ9泊分として,これまでの経験から村で妥当と思われるお礼をしたわけだが,これがメンダナホテルの素泊まり1泊より安いのは若干気が引ける),荷造りをしてHiluxでホニアラへ向かった。日本人4人とソロモン人3人(うち1人は運転手)が乗ったので,当然,全員が車内というわけにはいかず,FさんとJ氏は荷台になったが,まあ乗り切れてよかった。

メンダナにチェックインし,シャワーを浴びて髭を剃ってから,大前先生と山内さんと一緒に晩飯に出た。またもや上海である。餃子の中身にやたら葉っぱが多かったけれども美味だった。

ホテルに戻ってからはデータ入力と写真整理をして,ベッドの上で一休みと思って横になったのが失敗で,そのまま眠ってしまった。

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Correspondence to: nminato@med.gunma-u.ac.jp.

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