枕草子 (My Favorite Things)

【第11回】 K6に換装(1998年3月28日)

昨夜は謝恩会で恵比寿のウェスティンホテル東京の地下1階に行った。失敗が2つ。仕事が終わらずに着替える暇がなく,ジーンズにカーディガンという普段着で行ってしまったことと,卒業祝いを熨斗紙つきのご祝儀袋に入れずに行ったことである。謝恩会自体はとても気持ちのよいものであった。卒業生たちに心からお礼申し上げたい。

さて,昨日はCPUクーラーが届いていたのだが,前述のように時間がなかったので,今朝CPUの換装をしたわけである。サンヨーのCPUクーラーをつけて(注文してから入手した情報によると,サンヨーのものよりも「風神」というやつの方が冷えるそうだが,まあサンヨーでも問題はなかろう),ディップスイッチをベースクロック75 MHz,PCIバスクロック32 MHz,CPUは3.5倍動作に設定したら,あっさり動いてしまった。起動時にもAMD K6の266 MHzと表示される。このCPUは233 MHzのものなのだが,やはりある程度のマージンはとってあるらしい。つけてから1時間,とくに周囲が熱くなることもないので,ケースに蓋をしようと思う。まあ,4倍動作の300 MHzという悪魔のささやきがないでもないのだが,今はやめておこう。外したOverDriveプロセッサはsv2号につける予定である(同時にメモリも増設し,MMX Pentium 166の128 MBメモリとなる予定)。どうせシャットダウンするなら,萩原君がsambaもインストールしたとか言っていたことでもあるし,NTPサーバも動かしてしまおう。いろいろWEBを調べた結果,FreeBSDなら下記の手順で良いようだ。

  1. /etc/rc.confのxntpd_enable="NO"となっているのを"YES"に変更,tickadj_enable="NO"も"YES"に変更。前者はxntpdを動かすということで,後者はマシン内部のクロックパラメータ設定をするソフトらしい。後者はメモリ上のカーネルを書き換えるだけなので,再起動するたびに実行する必要があり,それを自動化するためにrc.confに書くわけである。
  2. xntpdの設定は/etc/ntp.confに書く必要があるらしいので,ここにサーバを設定する。東大内の設定を書いてあるページを見ると,eric.nc.u-tokyo.ac.jpを参照すれば良いようなので,server 130.69.251.23と設定する。driftfileというのが何物かわからないのだが,おそらくログのようなものだろうと考えて,/etc/ntp.driftと指定する。もちろん,現段階ではntp.driftなどというファイルは存在しない。さてうまくいくだろうか?

告知しておこう。今日の午前10時前後の10分ほど,sv2.humeco.m.u-tokyo.ac.jpは停止しますので,人類生態関係のマシンへのアクセスには障害があるかもしれません。お気を付けください。


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