結局,最大の問題点は,humeco1でgccが動いていないことであり,それはハードディスクの容量が足りないことが最大の制約だったのだ。何だ,それならsv1かsv2のディスクをNFSマウントしてしまえば問題は解決するではないか,ということにやっと気がついた。
早速萩原君とやってみたが,本(「ここまでできるFreeBSDパワーガイド」)に書いてある通りの手順ではやっぱりうまくいかないわけである。いつものように試行錯誤が始まる。結局,普通のunixの本に書いてあるとおり,mountdの前にnfsdも動かせばNFSサーバになれることがわかった。そこで/etc/exportsにエクスポートするディレクトリを書き,/etc/rc.confでnfs_serverをYESにして再起動。無事にsv1号はNFSサーバとなった。ps -eで見てみると,humeco1では既にbiodはたくさん動いていたので,mountコマンドで手動マウントできることを確認。umountしてから/etc/vfstabを書き換え,再起動。無事にhumeco1はNFSクライアントとなり,大容量のディレクトリを作業用に使えるようになった。これでgccをコンパイルしてから/usr/local/binにインストールすればperlでも何でもコンパイルできるようになるはずだ。うーん,すばらしい。でも,今日は国際学術の報告書作成&Sueのポスター原稿をチェックするので時間がないため,この続きはまた後日やろう。