年明けである。西暦の1年を日本の八百万の神々が基準にしているとは思えないが,神というのは畢竟ヒトの脳の中にのみ存在するのだから,多くの人々が西暦の1年を基準として生きている以上,『初詣で』という風習にも意味がないことはなかろう。まあ,そこまで面倒くさく考えて決めたわけではないのだが,近所の三つの神社に昨日行って来た。
午前中に神田明神(右写真)と湯島天神に行き,その後一旦帰って年賀状の返事(と書き終わらなかった分)を書きながら一休みし,夕方になってから根津神社へ行った。神田明神は老若男女入り乱れた大混雑,湯島天神は受験生風の若者で溢れていたが,根津神社は(時刻のせいもあっただろうが)比較的閑散としていて,落ち着いた風情を楽しむことができた。やはり根津神社は良い。今日も雲一つない青空なので散歩でもしたいところだが,以前書いた研究会の準備がまだ終わらないので,子守りは妻にお願いして大学に来ている。相変わらずの節句働き生活である。
そういうわけで,今年もばたばたしそうな予感を感じますが,よろしくお願いします>関係各位。