枕草子 (My Favorite Things)
【第220回】 あさま2号(2000年1月12日)
- 21:30のあさま535号に乗って帰宅。寒さのせいか雲は見えないのに星が霞んで見える空の下,自転車を漕いで23:30頃家に着くと,子どもたちが起きて待っていたので驚く。なぜか大はしゃぎで,0:30頃まで眠らず。こういうのって嬉しい反面,明日に疲れが残るんだよな……と思っていたら,案の定ぼくの目が覚めたのが7:00で,慌てて20分で食事などを済ませて家を出る。子どもたちは一向に起きる気配がなかったが,保育園に出かける時刻まで1時間近くあるから,まあいいのだろう。
- この時間だと道路はそれほど混んでいないが,それでも真っ暗な5時台から6時台前半に比べると,交通量はかなり多く,歩道が仕切られていない狭い道を通るのには神経を使う。長野駅東口駐輪場に自転車を停めて乗り込んだ7:50発のあさま2号は,年末ほど混んでいなかったので,3人掛けの廊下側に席を占める。上田と大宮しか途中停車しないで東京まで行ってしまうので,大宮で8:56に降りて,宇都宮の方から8:59にやってくるMaxやまびこに乗り換えるためである。大宮から東京までのMaxにも大抵空席はあるので,これでもほぼ座っていける。この乗り継ぎができるおかげで,あさま2号は結構便利に使っている。車内の検札が来る時期が,上田を過ぎて暫く経った時点にほぼ一定しているのも利点と思う。とはいえ,これだと大学に着くのが9:30過ぎだから,遅いには違いない。毎日6:43に乗れればいいのだが,なかなかそうはいかない。意志薄弱かも。
- 修士論文を書いている院生3名が追い込みなので,図表の作り方などいろいろ聞かれる。人類生態学教室では,執筆過程ではあくまで助手はテクニカルアドバイザーなので,何を聞かれるかで進行状況がわかるのが面白いなあ(本人たちは面白いどころではないだろうけど),などと気楽に構えているが,これがもし指導責任をもつ立場だったらと思うとぞっとする。毎年のことだが,教授は大変だと思う。学生の立場としては少しでも締め切りが延びてくれないものかと思ったりするのだろうが,指導する側としては少しでも早く終わって欲しいと思うのである。
- 今日は終電で帰宅。夕方の東京が雪だったので戦々兢々としていたのだが,長野は降っていないらしいとの情報を得たので帰ることにしたのだった。しかし,着いてみたら雨だった。傘をもっていたので冷たい雨に打たれはしなかったのだが,雨中45分,自転車を押して歩くのは悲しいものだ。
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