枕草子 (My Favorite Things)
【第225回】 終電で帰ると(2000年1月18日)
- これをタイプしているのは,例によって長野行き新幹線の終電である。年が明けてからも終電で帰る日が多いのだが,そうすると翌朝始発に乗ることは大層困難である。やはり初心に帰って,始発で来て20:38上野発には間に合うような生活に変えたいものである。
- 今朝は6:43の2番電車に間に合った。2番電車では上野に着くのが8時過ぎなので,フローラ上野ブックガーデンで,sendmail-8.10.0についてとqmailについて詳しく載っていたSoftware Designの2月号と,Windows 2000でのWIN32APIの解説が載っていたCマガジン2月号と,WinLinux2000の最終βが付録CD-ROMについていたASCII2月号を買わずにはいられなかった。ついでに,ハンチントンにも目を通しておくかという軽い気持ちで「文明の衝突と21世紀の日本」集英社新書を購入。
- ASCII2月号については,WinLinux2000は簡単には動かないビデオカードが多いということで,むしろ山形大学の伊藤さんという方が開発しているw3mというブラウザがLynxの置き換えとして使えるという記事が有益だった。早速ダウンロードしてインストールしてみたが,FreeBSD 3.3R上で何の問題もなく動作した(Tera Term Pro 2.3Jからsv2にログインしてVT100端末モードで使えたということ)。異様に動作が軽くて快適である上(体感としては,Lynxの10倍くらい軽い),バイナリも小さいし,しかもlessのようなページャとしても使えるという優れものなのである。BeOSでも動くパッチが出ているし,Cygwin32版もあるというプラットフォームの多彩さもあり,tableタグに対応しているという点ではLynxより表示も偉いし,久々に感動したソフトウェアであった。
- というわけなので,試してみてね>萩原君。
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