枕草子 (My Favorite Things)
【第242回】 適材適所(2000年2月13日)
- 手書きしなくてはいけない書類が溜まるのは,机に空きスペースがないのもさることながら,目の前にネットワークにつながったコンピュータがあるためかもしれない。つまり,コンピュータに向かうと,メールを読んだり書いたり,文献検索したり,不具合のあったソフトウェアにアップデータが出ていないか検索したり(最近だと,CD-RWのファームウェアアップデートとか,EZ-Link USBのドライバアップデートとか),と余計なことをしてしまうのである。昨日は溜まった書類を集会室に持っていって処理したので全部終わったのだと思う。スペースが広かったので処理効率が上がったという面も確かにあるが,卒論の査読など,情報を補完するための文献検索などせずに既存知識だけで対処したので,一通り済んだのに違いない。補完は,後でする方が効率的だ。
- こう考えてみると,必要なのはコンピュータを適材適所で使い分けることだろう。ネットワークにつながった強力なデスクトップコンピュータからは離れてvaioでWZを使って論文を書き,一通り仕上がってからデスクトップにEZ-Link USBで転送すればよいわけだ。道具も適材適所なのである。もっとも,たんに自分の意志が薄弱なだけかもしれないが。
- 今日は昼過ぎまで図書館に本を返したり家事をしたりしていて,14:50頃家を出たので,15:31発のあさま524号に乗っているのだが,3連休最終日である日曜日午後の上り電車を舐めてはいけなかった。長野駅から大混雑であり,通路も通れないほどである。運良く座れたので助かったが。
- 帰りは終電のあさま537号。明日は9:00から卒論審査会なので始発か2番に乗らねばならず,よほど泊まろうかと思ったが,保育園に提出する文集原稿があるので,帰らねばならない。まあ子どもの寝顔が見えるのでよいことにしよう。
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