枕草子 (My Favorite Things)
【第321回】 TEX環境設定(2000年6月15日)
- 朝10時から昨日の会議の続きがあることになっているので,往路は6:00の始発に乗った。これだと8:00には研究室に着くので,2時間は自分の仕事ができる。さて,2時間だと何をしておくと効率的だろうか?
- 実は,人口学会で発表した研究を投稿するために数式をいくつか書く必要があって,TEXがきちんと使えるようにしなくてはいけない,というのがこのところ懸案である。以前インストールしてあったバージョンをディレクトリごとバックアップしておいたのを書き戻すだけでも,動くことは動くはずだが,どうせだから最新版にしておこうと思っているのだ。pTeX,Ghostscript,METAFONT,dvioutなどの最新版をダウンロードしなくてはならないが,とりあえず数理科学の大島研からリンクを辿ればいいはずだ。Athlon用に最適化したやつとかあるといいんだが。
- 夕方,ソロモン諸島の会議は終了。目下最大の問題はEthnic Tensionの帰趨である。14日以内に次期首相を選ぶための国会が開催されるためにMEF側もIFM側も1月以前の状態に戻れ,という元首相の提案が双方に受け入れられれば,早期解決がないわけでもないが,7月に出発というのはおそらく無理だろう。
- 会議が終わってからTEXとGhostscript,dvioutのインストールを完了した。完璧に動作するし,Athlon 700 MHz(実はFSBを110 MHzにしているので770 MHz)のおかげで動きが軽快である。あとは中身だけである。
- 中身といえば,最新のNatureに人口学の論文が載っていた。理論的には大したことないと思うのだが,G7諸国での平均寿命が過去の予測に比べて軒並み延びているという話のインパクトが効いたのだろう。ぼくの論文はそういうインパクトは少ないと思うけれど,理論的には大きな進歩ではないかと自負しているので,やはりNatureよりProNASだろうなあ。
- 帰りは終電。
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