枕草子 (My Favorite Things)
【第571回】 持続能力(2001年6月26日)
- 往路あさま502号。自転車の後輪は完全に空気が抜けてしまったので,もうさすがに交換しないと駄目そうだ。
- 昨夜寝る前にvaioでTeXを使えるようにしたので,vaioは完全に復活したといえる。Windows2000のパワーマネジメントは優秀で,初期設定のままでも,もともとvaioについていたWindows98環境でのPower Panelというソフトよりも,ちょうどいい按配に電源をコントロールしてくれる。パワーが極端に落ちたと感じることなく,長野駅から研究室までバッテリーが保つようになった。
- 研究や教育も,ちょうどいいコントロールができるといいのだが,なかなかそうはいかない。半徹夜と息切れ状態の繰り返しになってしまう。面白いことは続けられるので,教育でも内容を工夫するのは苦ではないのだが,評価するのが苦手で,採点なんていうとついつい後回しにしてしまう。我ながら困ったものである。
- 論文を直したりしているうちに,あっという間にミーティングの時刻となった。今日の話は,Bongaarts-FeeneyのTFR補正法の感度分析をしたという論文と,砒素の内分泌攪乱作用を培養細胞で確認した(けれど複合体の核内への移行には影響しなかった)という論文だったと思う。
- その後ちょっと仕事をして,例によって終電1本前に乗っている。今日発売の週刊アスキーを惰性で読んだが,今週もあまり読むべき記事がなかった。カオスすら手前味噌だったし,シャープの新ザウルスはバッテリーの持続時間を長くしたといってもたかだか10時間だから,たいして物欲はそそらない。あれがモノクロ液晶で単三2本で30時間くらい動くなら魅力的なんだけれども。
- 関係ないが,さっき上野駅に行く途中,弁天堂の夜景があまりに美しかったのでマルチーズで撮っておいたのを,写真展示室に掲載した。これまでも何度かライトアップされた弁天堂がきれいだなと感じたことはあったのだが,蛍のおかげでマルチーズでの夜景写真の撮り方がわかったから撮れたというわけだ。
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