枕草子 (My Favorite Things)
【第583回】 始発(2001年7月9日)
- 往路は,久々に始発あさま500号。水出しのJungpana 1999,FTGFOP1を飲む。さわやかな香りが,多少粉っぽくなっているが,まだまだ飲める。少なくともティーバッグよりはずっとうまいと思う。
- って,比較が悪いが。
- 上野駅では,改札口で乗降客数調査をしていた。中央改札の方は通る人が多いので,カウンタを押すのも大変そうだった。アルバイトだろうか?
- 暑い。こう暑いとやる気が出ない。仕方ないので,クーラーの目盛りをちょっと上げてみた。多少気が咎めるが,背に腹は代えられないのである。
- Windows2000のサービスパック2をインストールしてから,2日か3日ごとに何の前触れもなくブルースクリーンになって,"KMODE_EXCEPTION"とかいうエラーがwdmaud.sysにあるとかいうメッセージとともにメモリダンプが始まってリセットしてしまうという恐ろしい症状が出ていたのだが,先週木曜に,ついに堪忍袋の尾が切れて,サービスパック2をアンインストールした。そうしたら,今に至るまでブルースクリーンが出ることはなくなって完治したようである。どうも,XWave6000というサウンドカードがYAMAHAのYMF754チップを使っていて,これがサービスパック2が更新したwdmaud.sysとバッティングしていたらしい。どちらが悪いのかわからないが,これは相性問題と呼ばれ,コンピュータには良くあるトラブルなのだ。アップデートすれば良いというものでもないのが,難しいところだ。しかし,サウンドカードの機能呼び出しに失敗したくらいで落ちるカーネルというのは,やはり脆弱といわざるをえない。この辺りが解消される未来は来るのだろうか?
- 帰りは終電1本前の予定。
- 予定通り,あさま563号に乗った。4号車に座れたので,子安美知子,上遠恵子「いのちの樹の下で」(海拓舎)を読了し,さらに,ドナ・アンドリューズ「庭に孔雀,裏には死体」(ハヤカワ文庫)を読み始めた。これは面白い。息をつく間もないほどのユーモアの洪水である。それでありながら,オビを信じれば「鮮やかな伏線」というのだから,否が応でも期待が高まるのだ。訳文は今ひとつこなれていないので,原文で読んだ方がいいかもしれない。eatとheatを掛けているあたり,それとわかるように訳せないものか?
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