往路あさま504号。本当はあさま２号に間に合う時刻に家を出たのだが，途中で弁当を忘れてきたことに気がついて引き返したためである。そのせいか，朝から疲れている。せっかく高崎経済大学が学園祭で，非常勤講義がないというのに，勿体無いことである。
今日はいくつかの書類を作成する予定。郵便局で投函するものもあるから，そのときに現金もいくらか引き出すことにしようと思っている。
長野駅のKioskで，篠田節子「弥勒」（講談社文庫），清水義範「源内万華鏡」（講談社文庫），藤木稟「CROOK 1」（幻冬舎文庫）を衝動買いし，「CROOK 1」は高崎手前で読了した。児童虐待を中心テーマに据えた，かなり重い文庫書き下ろし作品。続きを読まねばという気になる。Ｘという「奇妙なペット」の存在がアクセントとなって，ＳＦと純文学の中間的な雰囲気を漂わせている。どこか安部公房の諸作品を思い起こさせる。
上野駅でTHE BOOMのSingles+というCDを買ってしまった。かつてInter FMで流れていた「風になりたい」のポルトガル語（と思われる）バージョンが入っていると，もっと良かったのだが，「島唄」のウチナーグチバージョンが入っていることだけでも買った甲斐はあったと思った。
書類作成もできたし，次々にメールで飛び込んできた仕事も何とかこなせたので，研究活動はまったくできなかったけれど，時々はこういう日があるのも仕方ないだろうと思える。いつもの終電１本前で帰途に着く予定である。
研究室にポスターが貼ってあったので気づいたが，地球環境研究総合推進費公開シンポジウム地球温暖化の研究最前線は聞きに行きたいなあ。12月5日って予定空いてたっけ？