枕草子 (My Favorite Things)
【第719回】 間抜けな自分の再自覚(2001年11月26日)
- 我が家では家族4人が川の字になって2枚の布団で眠っている。今朝,寒くて目が覚めてみると,ぼくが掛けていた布団に包まって娘が隣で眠っていた。よくあることではあるが,こう寒くなってくると,困りものである。ともあれ,時計を見ると5:00だったので,始発に乗るのにちょうどいいやと思って起きることにした。
- ところが,ぼくは昨夜米を磨いだとき,5:50に炊けるように炊飯器のタイマーをセットしたのだった。すっかり忘れていた。しかたないからコーヒーでも淹れようと思ってマンデリンのハイローストを2さじ,ナイスカットミルに入れて挽いてしまってから,ペーパーフィルターがなくなっていることに気が付いた。まったく間抜けである。ずっとしまいっぱなしのネルはあるのだが,これを使えるようにするには手鍋で煮たりしなくてはいけないので面倒だ。時間もかかり過ぎる。代替案として,キッチンタオルのようなものを湯通ししてフィルター代わりに使ってみたら,かなり苦く入ってしまった。雑味も多かったから,余計な成分が出すぎたということである。フィルターって大事なんだなあ。今日の昼食時にでも,ライブコーヒーで買っておくことにしよう。
- そう思いながら時計を見たら,既に始発には間に合わない時刻になっていた。やはりぼくは間抜けなようである。開き直って米が炊き上がるのを待ち,しっかり食事をしてから自転車に乗って長野駅に着いたら,乗れた電車は,昨日までと同じ7:02発あさま550号になった。ちょっと頑張れば6:43の502号には乗れたかもしれないと思うと後悔の念に苛まれる。開き直りが悪かったのだろう。
- 5:00に起きてしまったために眠気が襲ってきて,大宮まで眠ってしまったなどという段階に至っては,もはや笑うしかないのだった。もっとしっかり日常生活を考えなくては。でも,ナントカは死ぬまで直らないともいうしなあ。駄目かも。
- 講義準備や雑用をして一日が終わった。例によって終電1本前で帰途に着いた。
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