枕草子 (My Favorite Things)

【第731回】 久々の始発(2001年12月9日〜10日)

昨日は,洗濯物を畳んで干して(といっても戸外は雪だったので室内に干したのだが),食事の支度をして食べさせて洗い物をして,と家事をしただけで一日が終わった。それ以外にしたことといえば,子どもたちと一緒に駅伝を見たことと(息子が”ちょんまげクイーン”こと福士選手に強い印象を受けたようだった),息子が雪をものともせずに友達と遊ぶといって外出した後,娘に紙芝居をいくつか読んであげたことくらいだ。だれた一日といえばそうなのだが,こう寒くなってくると,ただでさえ外出はしにくいのに,雪の中を遊びに行くなんてのは小学生くらいの元気がないと無理だろう。

その分(というか,そもそも生理学の補講のお世話をするために9:00前には講義室に資料をもっていかなくてはいけないので,早く行く必要はあったのだが),今朝は久々に始発である。細い月が見えるのに真っ暗な空から粉雪が舞い落ちてくるのは,それなりに幻想的な風景なのだが,それは風景として面白いのであって,自分がその中を自転車を漕がねばならないとなると,話は別だ。すっかり冷え切って始発あさま500号に乗り込んだのだが,さすがに月曜日だけあって混んでいる。週末を長野で過ごした人たちが帰るのだろう。

寝過ごして東京駅まで行ってしまったが,隣のホームから4分待ちで下り東北新幹線が出たので,16分のロスで済んだ。しかし,折角の始発がもったいないことではある。研究室に着いてメールチェックをしてから,生理学の配布資料と出席確認用紙を配って,メールの返事を書き,日本オセアニア学会と環境自由大学青空メーリングリストのメンテをしたら,午前中が終わってしまった。月曜日にはありがちなことだが,やや悲しい。

午後を使って非常勤講義の前回のフォローまで終わったが,今週は明日が忘年会で,明後日が卒論生の中間報告会があるので,できるだけ早く講義準備を終わらせる必要がある。頑張らねば。

生態学の準備が5分の1くらい終わったところで来客があり,教授を交えて暫く話をしてから,特論の後で院生たちと非常勤講師で熊本から来ているIさんが飲んでいるところに合流した。黒ビール1杯,美味なドイツワイン(白)1杯,美味な赤ワイン1杯,と3杯飲んだだけで酔ってしまったが,明日のこともあるので21:00前に切り上げ,終電1本前に乗った。泥酔というわけでもなかったのだが,ちょっと気分が悪かったし,車両が高崎過ぎからはがら空きだったので,居汚く横になって眠ってしまった。やや反省。


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