往路あさま508号。今日は,昨年末に組んでおいたコンピュータを自宅に持ち帰るために東京に行くのだが,既に里帰りから東京に戻る人たちがいるらしく,意外に混んでいる。もっとも,帰りさえ空いていれば,ぼくにとっては問題ないが。
年末年始の過ごし方といえば,忙しかったの一語に尽きる。30日は年賀状を書いた。約100枚を2時間程度で書かねばならなかったため,ほとんど宛名を書いただけなのだが,どうせ今年は一つしか書くことがないから裏面は印刷でも同じことだ。年賀状を書いた後は,論文を進めた。進捗率30%といったところだったか。
31日は荷物運びをした後,また論文を進めた。が,さすがに大晦日という気分もあって気合が入らず,途中から人口大事典の索引作りに切り替えた。論文進捗率40%,人口大事典索引作り進捗率10%といったところだったが,紅白歌合戦のザ・ドリフターズを懐かしがって見てしまい,その後は進まずに眠ってしまった。
元日は雑煮を食べてから善光寺に向かったのだが,これが無茶苦茶な混雑で,すっかり疲れきってしまった。そのため,というと言い訳めくが,論文進捗率は足踏みで,人口大事典索引作り進捗率も15%程度に留まった。それにしても善光寺の初詣は,去年も凄い混雑だったが,今年はそれに輪を掛けてひどかった。来年からは初詣は善光寺をやめて,近所の神社にしようかと思う。その方が筋だし。
もちろん,これらの合間を縫って,子どもたちと遊んだり,返事を書くための年賀状を買いに長野中央郵便局まで自転車で行ってきたり,という時間もあったわけだから,これはやはり忙しかったとしか言いようがない。今年は一年中,無茶苦茶に多忙な筈なので(今までだって忙しかったが,今年はそれに三重丸くらい輪を掛けて忙しいと予想される),この年末年始の過ごし方は,それを暗示していたような気がしなくもない。まあ,暇で仕方がないよりは,ずっと良いことなんだろうけど。
昼食に明神下のらんぷ亭に出たついでに,ソフマップの中古モバイル館を覗いてみたら,MC/R330があったので買ってきた。本当はCFスロットがある320の方が良かったのだが,330も単三電池2本で25時間駆動なのでフィールド仕様には違いない。研究室に戻ってから,ちょっと論文をやろうと思って手をつけたら,あっという間に3時間が経過していた。あまり遅くなるとコンピュータを持ち帰るのが大変なので,17:45頃研究室を出て,上野を18:26に発つあさま号で帰った。コンピュータを抱えて長野駅構内から長野電鉄乗り場まで走ったのに,目の前でベルが鳴って電車が出て行ってしまったのは,やや空しかった。25分待って特急に乗って帰り,梱包を解いてセッティングしたら,何の問題もなく使えるようになったのは嬉しかったが。