枕草子 (My Favorite Things)
【第751回】 日曜も仕事(2002年1月6日)
- 論文が終わらないので,今日も研究室に行く。往路あさま510号。今日は弁当持参だが,早く帰ってくるように子どもたちから言われているので,16:30には研究室を出なければならない。論文を進められる時間は,実質5時間といったところだろう。5時間で終わるだろうか?
- 研究室に着いて食事をしながらMC/R330のセットアップをしたら,バックアップバッテリが切れているという表示が出た。買うときにバッテリは保証外ですと言われたのは,こういうわけだったのか。どこかでCR-2032を買わねば。
- オセアニア学会の学会誌PCOに投稿する論文はTeXで書いているのだが,共著者にプレビューしてもらうために図を含めて添付ファイルで送りたくて,図も含んだpdfファイルに変換する方法を探していたところ,以下の方法でうまくいったのでメモしておく。
- 図のインクルードは,\special{epsfile=fig1.eps hsize=440pt}\vglue17cmなどとしておく。このときepsファイルはiGrafx Designerから変換する場合はIllustrator形式epsで保存したものを使い,hsizeはptで指定するのがポイントである。dvioutならcmを理解するのだが,dvipsvは\special内のcmを解さないようだ。
- ptex paperなどとしてコンパイルし,できたpaper.dviをdvipsv paperとしてpsに変換する。
- GhostViewでpaper.psを開いて,図もきちんと表示されるのを確認後,FileメニューのConvertでpdfwriteを選び,600dpiで出力すると,paper.pdfができている。この作業は,GhostViewがあるディレクトリのpstoeditというサブディレクトリ内にあるpstoedit.exeというコマンドを使って,例えば,h:\Ghostgum\pstoedit\pstoedit -f gs:pdfwrite paper.ps paper.pdfとしても同じことだから,バッチファイルにしておけば一手順で済む。ただ,-f pdfで変換すると,なぜかフォントサイズが崩れて使えないのがちょっと悲しい。
- この方法だとテキストが若干汚いのだが,プレビュー用には十分だろう。残る問題は,あと3時間で原稿が完成するかどうかということだ。で,恐れていたとおり,16:30現在,やはり完成はしなかった。今日の帰りの新幹線と,今夜遅くと,明日の往路で完成させねばならない。困ったことだが仕方がない。
- 16:54上野発あさま号が目の前で行ってしまったので,約30分後まで空しく上野駅で待つ羽目になった。さっきまでの原稿を打ち出しておいたので,紙の上で論文を進めることができたのは良かったが。17:30に来た復路あさま559号は各駅停車だった。それにしてもバッテリーが軽井沢までももたないのは困る。
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