往路あさま506号。昨日と同じである。長野市内は大雪だったのに,東京は晴れていて汗ばむほどだ。
ソロモン諸島で聞き取りのお礼として撮った家族写真をプリントしなくてはいけないのだが,枚数が多いので,昨年やったような,インクジェットプリンタで印刷してラミネートする,という手間はかけたくない。生協においてあるCASIOのプリントマシンは1枚30円で印画紙に焼けるので安いといえば安いのだが,やたら時間がかかりそうなことが書かれていたので,100枚を超えるプリントはしたくない。
それで悩んでいたのだが,昨日食事に行ったついでに生協の隣にある写真屋,新光社の前にあった張り紙を見たら,CD-Rに焼いてファイルを渡せば,1枚35円でL版のプリントをやってもらえるらしいことがわかった。CD-Rに焼くのなんて数分で終わるし,渡しておけば写真になるというのは手間がかからなくていい。CD-Rに焼く作業は終わったので,今日の昼飯のついでに頼んでこようと思っている。仕上がりもインクジェットプリンタよりはきれいなのではないだろうか?
昼食後に2枚ずつのプリントを頼んできた。仕上がりは明後日だそうだ。どうなるか楽しみである。その後,調査に出かける前に提出していった和文報告書原稿の初校がメールで届いた。真剣にクォリティを求めると際限なくなりそうなので,最低限の校正にとどめようと思っている。
今日はミーティングが若干長引いた。1つめの発表はアマゾンでの森林伐採ブーム後の小規模多種伐採とその多面的な利用にかんするもので,Human Ecologyの論文にはよくあることだが,長いストーリーで全体を把握するのが難しく,焦点がどこにあるのかがよくわからなかった。2つめの発表はアリゾナピマのNIDDMにかんするもので,子どもの出生体重が相対的に低いと父親のNIDDM発症リスクがあがるというのがNew Findingなのだが,そのメカニズムとして提示される仮説がどれもこれも今ひとつ納得しがたかった。そもそも,平均して2900グラム以上の子どもたちを低出生体重群に区分しているのが(相対的にやっているから嘘ではないのだが)気に入らなかった。低出生体重群といっても,子宮内低栄養とかいったこととは無関係であろうと思われる出生体重だから,両親とも糖尿病ではない子どもたちで耐糖能が正常だったのはあたりまえであろう。
今からは,東日本部会の発表準備をちょっとやってから,終電1本前で帰途に着く予定である。