枕草子 (My Favorite Things)
【第768回】 東京大学二次試験監督(2002年2月26日)
- 研究室に泊まって,カップ麺で朝食を済ませ,8:30から試験監督をした。退屈で仕方がなかったのと,ともかく無駄な待ち時間が長いのが困ったが,昼飯に出た弁当は3段重ねの豪華版だった。しかし,昼休みが35分しかなかったので,その弁当をゆっくり味わう時間がなかったのは無性に悔しかった。独立エージェンシー化したら,きっとこういうところも合理化されるのだろうな。
- 今日の試験会場は,理科一類の受験生だったせいか,ともかく原色系の服を着ている人が1人しかいなくて,全体に黒っぽい雰囲気であった。町を歩いていて見かける高校生は茶髪がやたらに多いように思うが,今日の受験生60人の中には,茶髪は6人しかいなかった。女性も6人しかいなかった。だからどうってことはないのだが,なんだか暗い雰囲気に感染してしまったような。理科一類受験生が,どうも世間のみる東京大学を代表しているような気がする。基本的に理科二類と文科三類と編入生からなる健康科学・看護学科の学生とは全然雰囲気が違うのである。もっとも,駒場の2年間(人によっては3年間だったり4年間だったりもする)で変わるのかもしれないが。
- 試験監督が終わって研究室に戻ったら,ミーティング中だった。今日のネタは,日本住血吸虫感染と子どもの成長という話と,衛星画像データの夜間の光から世界人口を評価するという話だったが,後者しか聞けなかった。
- 実は,今日は,AJCN最新号に載っていた論文で面白いのがあったことと,SmartDocというソフトの使用感を書こうと思ったのだが,終電2本前に乗りたいので時間がなくなった。
- 終電2本前あさま531号は異様に混んでいて,佐久平まで座れなかった。やはり金曜日以外の帰りは終電1本前にしておく方が無難かもしれない。
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