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個別メモ
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【第255回】 日常再開(2005年4月4日)
- 6:10起床。昨夜なんとか研いでタイマーセットだけはしておいたので,米は食べられる。ふりかけと目玉焼きと米とポンカンの朝食をとり,自転車で出発。往路あさま504号。群馬側の自転車は大学に置いてきたので,前橋からバス。
- 研究室に着くと,Amazonから水筒(THERMOS 805W),古田靖(文)+寄藤文平(絵)『アホウドリの糞でできた国 ナウル共和国物語』アスペクトISBN 4-7572-1098-1(Amazon | bk1),マーク・トウェイン『ハワイ通信』彩流社ISBN 4-88202-537-X(Amazon | bk1)の3点が入った大きなダンボールが届いていた。いつも思うが,ちょっと過剰包装なんだよな。『アホウドリの糞でできた国 ナウル共和国物語』は10分で読めるけれども,たぶん半日くらい眺めていても飽きないと思う,面白い本だ。挿絵もいい味をだしている。ナウルの事情は,この5年くらい,いったいどうなっているのかよくわからなかったのだけれども,本書を読むと多少雰囲気はわかる(それでも不明なところは残るが)。欧米の影響を受けて急激に近代化して,かつて保たれていたバランスが崩壊し,暫くは新しいシステムがうまく機能しているかのように見えるけれども,やがていろいろな無理の皺寄せが積み重なって経済破綻とか内戦(部族間闘争)とか土地生産性の悪化といった形で問題が噴出するという,南太平洋の島々が多かれ少なかれ経験したことが,最も突出した形で現れたのがナウルなのであって,本書に書かれている事態は,何もナウルの人が悪くて起こったわけではないということには留意しておきたい。
- 昼は新しく着任された助手のK先生の歓迎の昼食会ということになり,前橋駅で買ったパンのうち,傷みそうなピロシキだけ食べておくことにした。後は夕方におやつにしよう。
- 夕方といえば16:00から情報処理演習室の機器説明会があるのだった。設備が一新されたはずなので,ちょっと期待しているのだが,さてどうなっているだろうか。
- 説明を受ける側がぼくを含めて2人しかいなかったのだが,新システムはかなり素晴らしいものだった。Pen4の3.5GHz,メモリ1 GB(ただしVMware上のWindows XP Proからは通常設定では256 MBしか使えない)であり,メール用に貰っているアカウントとパスワードで利用できるのだが,これまでのNT4環境に比べるとWindows XP状態での操作の自由度はかなり高くなった。USBメモリが使えるし,ウェブサイトからのファイルのダウンロードも普通にできるようだ。LinuxをKDEで使うこともできた(ブラウザはまだMozillaだったし,プロキシ設定は手動でやる必要があったが)。プロジェクタにも自分のノートPCをつなぐことができるようになった。これで演習はやりやすくなるな。しかし,それ以上に,Pen4-3.5 GHzマシンが40台もあるというのが素晴らしい。夜中に分散処理でもさせてみたいところだが,1つのアカウントでは複数台へのログインはできない設定になっているんだろうな,きっと(いや,でも1台ずつLinuxが動いているわけだから,もしかすると大丈夫かも)。Linux版のRでpdfファイルを作成するとか,それをXpdfで印刷とかもできたので,大量の計算や印刷をさせたいときは使いに行くといいかもしれない。プリンタもIPSiOのレベル3ポストスクリプトのものだったし。これを有効活用しない手はあるまい。
- 明日は午前休をとってあって,子供たちの小学校のPTA会長としての初仕事である(正式には総会の承認までは会長ではないんだが日程上そういうことになる),入学式挨拶をせねばならないのだが,まだ何を喋るべきか決めきれていない。ともかく短く喋ろうと思う。
- 夜になって恐ろしいメールが。17日〆切の原稿ができてしまった。8日とGW明けの2つの〆切の間に入るわけだが,ともかく〆切が早いものから片付けていくしかない。
- 復路あさま563号の予定。まだメールの返事が書けていないのだが,帰ってからできるだろうか。
- 復路は予定通りだったが,いろいろすることがあって,メールは打てなかった。
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