Top

個別メモ

Latest update on 2012年3月5日 (月) at 10:54:46.

【第292回】 間に合うだろうか(2005年5月31日)

5:30起床。久々に雨なのでキャッチボールは無し。

息子の学年が東京社会科見学で(科博に行くというので,Tyrannosaurus Rex "SUE"を見られるなんて羨ましい,と言ったのだけれども,息子はあまりそのことを意識していないようだったのが信じられん)あさま2号に乗るというので,長野電鉄が混むのを避けて1本早く長野駅へ行く。新幹線ホームで息子の学年の子供たちと先生方に会って挨拶する。百人余の子供たちを引率して東京まで行ってくるのは大変だろうなと思う。あさま2号は高崎に停まらないので,ぼくは6分後に発車する504号に乗ったが,いつもより空いている気がした。

高崎でも雨だったので,前橋からバスで研究室へ。「養老先生と遊ぶ」読了。まあ,ファンブックだな。養老さんの推薦本にエルキンズのスケルトン探偵シリーズが入っていなかったのが意外だった。まさかギデオン・オリヴァーを知らないとは思えないのだが? 昆虫標本のプレゼントに応募してみようかと思ったり。今日は昨日以上に人口学会準備を進めなくてはまずい。5日が発表なのだが,間に合うだろうか。ああ,そういえば宿もとってないぞ。

ときどき拝見しているえこまさんのblogでご苦労様が失礼だという話が書かれていたのだけれども,相手が長野出身かもしれないという可能性は考えたほうがいいかもしれない(いや,たぶん違うのだろうが)。長野の方言は,あまり目立たないのだけれども,「ご苦労様」は,「おやすみなさい」「まえで」と並んで,はっきりわかるものの1つだ。かつ,たぶんこれが方言であるということはあまり認識されていない。34歳まで東京で暮らしていたぼくの感覚では,えこまさんと同じく,目上の人に「ご苦労様」とは失礼な気がして(何だか殿様が家来に対して「や,ごくろう,大儀であった」なんて言っている場面が目に浮かんでしまって),なかなか言えなかったのだが,長野では,「おつかれさま」よりも好ましい表現らしい。子供に配られる紙にも,街頭で交通安全指導してくださっている方に会ったときは「ご苦労様」と声をかけましょう,と書いてあったりするから,かなりオフィシャルに認知されているのだ。郷に入っては郷に従え,で,最近は大分言えるようになってきたが,今度は他の地方で言ってしまいそうなのが怖い。

言葉ついでに,ここのところ気になっている子供の流行語について書いておく。道を歩いていて,子供が突然「くろっきー!」と叫んで喜んだり「みっしー」と言って悲しんだりするのが何のことやら,最初はさっぱりわからなかったのだが,営業用の車のナンバープレートが軽自動車では黒地に黄文字なのが「くろっきー」で,普通車だと緑地に白文字なのが「みっしー」なのだそうだ。長野市の子供たちの間では,「くろっきー」を見るとラッキーで,願いごとが叶うという都市伝説が広まっているらしい。あれはどこまで広まっているのだろうか。

まあ,どうでもいいことだが。

体調不良もあって,どうも捗らないままに,電話でベトナム関係の質問に答える30分とか,地域保健学実習対応をしたり,選択基礎医学実習対応をしたり,としているうちに20:00を過ぎた。晴れていたが往路バスだったため仕方なく復路もバスとなった。前橋駅のマツモトキヨシで咳止めアネトン錠などを購入。あさま563号で着いたら長野も既に晴れていたが,往路が長野電鉄だったので復路もそれで帰宅。

前【291】(体力を使い果たした(2005年5月30日) ) ▲次【293】(副作用(2005年6月1日) ) ●Top

Read/Write COMMENTS

Notice to cite or link here | [TOP PAGE]