Top
個別メモ
Latest update on 2012年3月5日 (月) at 10:54:46.
【第942回】 今日こそ決着と思ったが決着つかず(2007年12月6日)
- 6:00起床。×。晴れ渡っているんだが。往路あさま510号。
- 今日こそは卒試関連仕事に決着をつけねば。
- 高崎駅での乗り継ぎ待ち時間に「くまざわ書店」をチェックしたら,漸く,川端裕人『エピデミック』角川書店,ISBN 978-4-04-873801-9(Amazon | bk1 | e-hon)が入荷していたので購入(1冊はご恵贈くださるそうだが,研究室にもおいておきたいので)。しかし,新刊だというのに平積みではなくて,普通の棚に1冊だけ入っているという状況だった。どうなってるんだ,くまざわ書店。1冊しか入荷がなかったのか? 新刊書の平積み台に『エピデミック』がないのを恨めしく思いつつ眺めていたら,イアン・エアーズ(山形浩生訳)『その数学が戦略を決める』文藝春秋,ISBN 978-4-16-369770-3(Amazon | bk1 | e-hon)と,那須正幹『ズッコケ中年三人組age42』ポプラ社,ISBN 978-4-591-10026-4(Amazon | bk1 | e-hon)が目に付いたので購入。
- 午前中は緊急性の高いメールに返事しつつ卒試関連仕事を進めた。Amazonから,Kawachi I, Subramanian SV, Kim D [Eds.] "Social Capital and Health", Springer-Verlag, 2008, ISBN 978-0-387-71310-6(Amazon | bk1 | e-hon)が届いた。編者によって書かれた第1章の文頭をちらっと見ただけだが,「1996年には考え方に触れた文献を見つけることさえ困難だったsocial capital and healthというテーマが,たった10年でPubMedを引けば27,500件,Googleで検索すれば900万以上のヒットがあるという状況になった。こんなに短期間で公衆衛生のメインストリームに乗ったのだ!」という気合いの入りようで,読むのが楽しみだ。2章以降,前半はsocial capitalの測り方の話に割かれているようなので,practicalにも役に立つだろう。
- 15:20を過ぎたので,これから暫くは准講会の仕事をしてこなくてはならない。卒試関連仕事はもう一息か。
- 本は届く日には集中して届くのか,間瀬 茂『Rプログラミングマニュアル』数理工学社,ISBN 978-4-901683-50-0(Amazon | bk1 | e-hon)もAmazonから届いた。RjpWikiに載っているtipsの書籍化という色合いが強いが,Rのプログラムを書くとき,やりたいプロセスに該当する部分を目次から探して読むというのが正しい使い方であるように思う(実は,カバー裏の「本書の特色」にも,「●関数・リスト等の項目ごとに章・節を設け,目次自体が諸機能の索引になるように工夫」と書かれていた)。普通にRを統計処理に使うだけの人が手を出す本ではないとは思うが,深い記述が多くて勉強になる,マニア垂涎の書。
- 一木会は面白かった。Skypeの威力を初めて見た。ブラジルとのリアルタイムテレビ電話も凄いと思ったが,それ以上に凄いと思ったのは,安心コミュニティネットのヘルスライフプランである。やりようによっては大儲けできそうなシステムなのに(例えば海外旅行保険みたいにして旅行中に限定のパスワードを売るようなビジネスモデルにしたら儲かりそうだ),NPOの面目躍如というところか,無料で使えるのだ。翻訳だって全部ボランティアというわけにもいかないだろうし,維持費はどうやって工面するのかと思ったら,広告収入を考えているとのこと。さらに翻訳のマンパワーはSkypeでリクルートできるし,有料の場合はSkypeで送金すると手数料が無料ということだった。そこまで含めてSkypeがインフラとして物凄く有効に活用されていたのが素晴らしい。
- 結局,卒試関連仕事の続きは明日の朝ということになったのと,明日の午前中は大学院研究発表討論セミナーで座長をしなくてはいけないのと,まだやらねばならない仕事が山積しているので,今夜は研究室泊にした。なんだか先々週から研究室泊が増えているような気がしてならない。
- 晩飯は「すき家」の牛あいがけ丼。
▼前【941】(決着つかず(2007年12月5日)
) ▲次【943】(一件落着のはず(2007年12月7日)
) ●Top
△Read/Write COMMENTS
Notice to cite or link here | [TOP PAGE]