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【第1422回】 今日も雨(2009年9月29日)
- 5:45起床。雨だったので長野電鉄で長野駅へ。往路あさま510号。高崎でも雨だったので,両毛線桐生行きで前橋に出て,バスで大学へ。
- 熱帯医学会はまだプログラムが決まらない。
- 昼飯は久々にとよだの日替わり。和風ハンバーグとのことだったが,ハンバーグの上におろし醤油はいいとしても,千切りの海苔がかかっていたのは珍しい。
- 明日締め切りの原稿の1つを強引に仕上げてメール送信した。もう1つあったのだが,到底間に合わないので,申し訳ないけれどもギブアップ宣言した。お許しください>関係各位。
- データ入力少々。必要なメールを何通か打った。夕方,学生用の情報処理実習室の使い方説明会。最大120人が同時に受講できるようになるらしいが,2室に分かれていては,映像と音声がつながっているとしても,統計の演習は無理っぽい。少なくとも来週から始まる今年度は,従来どおり2クラスに分けて同じことを2回やるしかないだろう。
- その後,疫学勉強会は,少しだけおさらいをしてからcase-control studyのoverviewの後半と,case definitionとそれに厳密に基いたcase identificationとenrollmentの実施が必要であるという話。次回はcontrolのsamplingの話から。
- さらに暫くメールを打ったりデータ入力をしたりしていたら19:10を過ぎたので帰途に就いた。バスはやっぱり乗り継ぎが悪くて,復路あさま547号。養老孟司・岸由二『環境を知るとはどういうことか』PHPサイエンス・ワールド新書,ISBN 978-4-569-77305-6(Amazon | bk1 | e-hon)を途中まで読む。なかなかimpressiveだ。川端君の『川の名前』のことも紹介されていたが,それ以上に,岸さん自身が子供の頃に野外にいる方が落ち着いたものだったという話は,昨日読んだ荻原浩の小説の主人公が,それ故に自分はクロマニヨン人の子だと思い込んでしまった行を思い起こさせた。分類は人間が世界を把握するために必要だけれども,それが何故かという研究は見たことがないそうなので,岸さんには,三中さんの『分類思考の世界』(まだ買っただけで未読なんだが)を読んでもらったらいいかもしれない。たぶん,三中さんは自然類の話とかをかつてメーリングリストでされていたと思うので,その辺りの話にも『分類思考の世界』では触れられているんではなかろうか(確認せねば,というか,読まねば)。養老さんが子供の頃に滑川を上流に2キロほど遡ったという話を読んで,自分も子供の頃に石神井川沿いを自転車で遡って行って,三宝寺池までたどり着いたことを思い出したりした。岸さんは一日中戸外で草刈りをしていられるそうだが,ぼくは一日中釣りとか昆虫採集とか観察ならやっていられるが,草刈りは2時間もやるとすっかり精神的にばててしまってダメなので,屋外派と屋内派という2区分では不十分で,屋外派も屋外狩猟採集派と屋外農耕派に分かれるんじゃないかと思った。草刈りは農耕民がするもので,本来の狩猟採集民は罠を作ったり火をかけたりはしても,草刈りなんかしないと思う。もっとも,焼畑農耕と狩猟採集を半々でやっている人たちになると,定住しているので,「家」の周りの草刈りをしていたから,農耕するかどうかよりも,定住するかどうかが大きいのかもしれない。もっとも,定住せずに農耕できるわけがないのだが。
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