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Demography in Archaeology

Last modified on: November 22, 2006 (WED) 10:57

書誌情報

目次の適当な訳

※カッコ内は意味を明らかにするためや参考のため勝手に補った。リンクも参考になりそうなところに勝手に張ったもので,本書とは関係ない。

  1. はじめに
    1. 人口学の第一の関心
      1. 人口とは何か?
      2. 人口の特徴
      3. 人口学的データ:個人の生活史から人口パラメータへ
    2. 考古学における人口学
      1. 考古学と(過去に生きた)人々
      2. 人口圧:原因なのか結果なのか?
      3. 人口構造
      4. 健康と病気
      5. 移住
    3. 証拠(として使える情報)の源
      1. 理論モデル
      2. 民族誌と歴史的証拠
      3. 考古学的証拠:遺骨,住居址,居住地の遺物
      4. 遺伝学的あるいは進化的な証拠
      5. 疾病からの証拠(古病理学)
  2. 人口学の概念,理論,方法
    1. 人口構造
      1. 年齢カテゴリーと年齢分布
      2. 性別分布(性比)
      3. 他の構造的カテゴリ
    2. 人口増加と人口転換
      1. 幾何的増加と指数的増加
      2. ロジスティック人口増加
      3. 人口転換
    3. 死亡率,生残率,生命表
      1. 死亡率
      2. 生残率
      3. 安定人口
      4. 生命表
      5. 死亡率と生残率をモデル化するためのハザード関数
    4. 出生力と人口予測
      1. 出生力
      2. 人口予測
    5. 移住と植民地化
      1. 移住
      2. 植民地化
    6. 人口標準化と比較
      1. 人口の標準化
      2. 人口の比較
  3. 歴史人口学と民族誌人口学
    1. 人口データの文献的ソース
      1. 人口動態統計登録
      2. センサス
      3. 墓碑銘など
      4. その他の文献情報源
    2. 家族と世帯
      1. 家族の単位
      2. 家族の再構成
      3. 世帯規模
    3. 寿命,初経と閉経
      1. 寿命についての認識と誤認
      2. 初経と閉経
    4. 移住と植民地化の歴史的証拠
      1. 産業革命以前のヨーロッパにおける移住
      2. 現代における大量移住と植民地化
    5. 狩猟採集民の人口学
      1. 狩猟採集民の人口構造
      2. 狩猟採集民の死亡と出生
    6. 農耕集団の人口学
      1. 農耕集団の人口構造
      2. 農耕集団の死亡と出生
    7. 高死亡率の条件
      1. 危機における死亡率と自然災害
      2. 飢餓
      3. 感染症の流行
      4. 紛争による死亡
  4. 考古人口学
    1. 過去の人口構造
      1. 古人口学論争へのバックグラウンド
      2. Bocquet-AppelとMassetによる挑戦
      3. 古人口学における統一論者の仮定
      4. サンプリング時と推定時のバイアス
    2. 性別の推定
      1. ヒトの性差
      2. 思春期前の骨における形態的な性差
      3. 成人の骨における形態的な性差
      4. 性別推定の正確さ
      5. 性別推定の分子生物的方法
    3. 死亡年齢の推定
      1. ヒトの骨格の成長と加齢
      2. 胎児と子供の年齢推定
      3. 成人における年齢推定:肉眼的な方法
      4. 成人における年齢推定:顕微鏡による方法
    4. 年齢推定のためのベイズ流のアプローチと最尤法アプローチ
      1. 形態的な指標から年齢を推定するときの一般原則
      2. ベイズの定理とその年齢推定への応用
      3. 年齢推定におけるベイズ流の方法を評価する研究
      4. 尤度をモデル化する別の道:遷移分析と潜伏する特徴
      5. 長骨の長さからの周産期の年齢推定
      6. 年齢推定とカタストロフ的な死亡プロファイル
      7. 将来への見通し
    5. 考古学的なデータからの人口(人数)の推定
      1. 住居の大きさと床面積
      2. 居住地の規模
      3. 遺物と資源利用
      4. 放射性炭素年代測定値の分布から人口規模をモニタリングする
  5. 進化と遺伝の古人口学
    1. 動物個体群の性・年齢構造
      1. 自然界の動物個体群
      2. ヒト以外の霊長類の人口学
    2. 化石人類の人口学
      1. 化石人類の成熟年齢と寿命
      2. Australopithecus(オーストラロピテクス)と早期人類の人口学
      3. Homo heidelbergensis(ハイデルベルグ人)とHomo neanderthalensis(ネアンデルタール人)の人口学
    3. 人類遺伝学的古人口学
      1. 現在生きているヒト個体群の遺伝的研究
      2. 古代のヒト個体群の遺伝的研究(注:ここにはまだ,ネアンデルタール人の人骨から核DNAを抽出することに成功したという最近の報告[Nature, Science]は取り上げられていない)
  6. 人口と病気
    1. 考古学的ヒト個体群における病気
      1. 病気の概念(規定)と証拠
      2. 感染性の流行病
      3. 代謝,栄養,欠乏の病気
      4. 新生物と先天性の病気
      5. 外傷と殺人
    2. 病気の社会及び人口への影響
      1. 病気への人口の反応
      2. 病気への社会の反応
  7. 結語
    1. 考古学への人口学の関与
    2. 古人口学的分析の結果はどれくらい意味があるのか?
    3. 過去の諸人口はどのように違っていたのか?
    4. 人口学的プロセスと文化変化
    5. 将来への挑戦

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