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2011年2月ソロモン諸島往還記

Copyright (C) Minato NAKAZAWA, 2011. Last Update on 2011年7月11日 (月) at 17:30:01.

【第10日目】 帰国(2011年2月17日)

23:00過ぎにベッドにゴロっと横たわって一休みと思ったが,気が付いたら眠りこんでいて,4:00に目が覚めた。5:45には昨日のタクシーが来ると考えると,ここで二度寝するのは危険なので,起きてしまうことにした。メール受信してみたが,返信が必要なメールはなかった。まだ通信可能時間が残っているので,ちょっとだけ常用リンク集を見てみた。柏野さんが紹介しているEsperanza Spaldingは完全にツボで,ついAmazonで注文してしまった。"Chamber Music Society"が輸入盤だと1,100円というのは安すぎる。/.Jの「あなたのパソコン,他人に見せられる?」というスレッドで,個人利用しているPC内の機密情報の隠し方が議論されているらしいのが気になったが,ここで接続時間を使い果たしたくないので一旦ログアウトした。

4:40頃,部屋に備え付けのポットで湯を沸かし,ティーバッグで紅茶を淹れてから,冷蔵庫のミルクを入れてミルクティを作ってみた。昨夜スーパーで買った"Chicken Caesar Wrap"と合わせて朝食にした。なかなかの栄養バランスだと思うし,ちょっとパサパサしていたが美味であった。やはりスーパーで買ってきたフルーツと野菜のミックスジュースもいいのだが,ティーバッグでいれたミルクティがこんなに美味に感じるとは意外だった。ミルクがいいのか,それとも単に久々なので要求水準が下がっているだけなのかわからないが,まあ自分が幸せに感じるのだからこれでいいのだろう。

あと30分ほど時間があったので,荷造りしてからメモ打ちを続けるつもりだったが,結局,歯磨きとか荷造りとかで20分が過ぎたので,メモ打ちを続けるほどの時間は無くなった。それでメール受信でもしようと思って,あと5分ほど接続時間が残っているはずの館内無線LANに接続しようとしたが,Y5の調子がおかしくなって諦めざるを得なかった。

下に降りて行くと,昨日のタクシー運転手がもう来ていて,すぐに荷物を積んでくれた。空港までもとても順調に行けて,6:10頃にはチェックインカウンターに着いた。チェックインでは,トップツアーで予約した亀井先生とぼくの席は既に通路側で取られていたし,インチョン空港での乗継ぎがちょうど1時間しかないので,こちらが何も言わなくてもSHORT CONNECTIONとかいう赤いタグを付けてくれたし……という意味でカウンターの人は有能だったのだが,発券機が故障したので隣のカウンターの人に頼んで発券してもらうしかなく,若干手間取った。それでも臨機応変に対応してくれたので,カウンターの人は素晴らしく有能だと思った。ホニアラのヘンダーソン空港がこのレベルの職員を雇えるようになるのはいつのことだろうか。山内さんはシンガポール経由で帰るので,ここで我々3人と別れて数時間待つことになるわけで,無線LANにオンラインサインアップしようとしていた。しかしサインアップできてもログインできないという最悪の可能性もあるので,先にぼくがYes Optusの接続を試してみた。結果は往路と同じで,ログイン画面は出るのだが,30分使おうとしてログインボタンをクリックすると,"Sorry this service is temporally unavailable. Please try again later."とかいうメッセージが出てきて使えないのだった。昨年9月にはとても良かったYes Optusだが,今回はダメダメだった。しかもブリスベン空港はYes Optus以外に公衆無線LANサービスが無いので,インターネット接続は諦めるしかないのだった。ぼくも当てが外れたが,これから数時間の山内さんがとても気の毒だった。

ソウルへ向かう機内では,食事が出た後に,日本映画ハナミズキを見てから,このメモ書きを再開した。ハナミズキはboy meets girlものであるのと同時に,まるでラノベのようなご都合主義展開で苦笑してしまった。コバルト文庫風と言おうか。まあでも,あれはきっと風景の美しさと新垣結衣の可憐さと向井理の格好良さを楽しむべき映画なのだろう(とかいうと,生田斗真ファンから叱られそうだが)。

仁川空港6番ゲート傍のコーヒーショップソウルでは乗継ぎ時間がほとんどなく,往路と同じくシャトルに乗って(但し空いていたが)6番ゲートに着いたのは,ちょうどボーディングが始まる時刻だった。しかしそこには美味そうなコーヒーショップがあり,ウォンも持っていたので(実は日本円も使えたらしいが),4,500ウォン(往路で外貨両替したとき,5,000円が63,000ウォンだったので,350円くらい)のカフェラテを買ってみた。それを飲みながら無線LANを試してみたら,こんな端のゲートのそばでもAirport Free Wifiが「かなり良い」状態でつながるのだった。100通以上来ていたメールをダウンロードし,1通の送信をすることができた。完璧な乗継ぎであった。

機内では短編動画のホーキングの時間旅行だったかとロックフェスを見ながら,さっきダウンロードしたメールをチェックした。オセアニア学会の庶務理事から新メーリングリストへの送信ができないという問い合わせメールが入っていたが,たぶん送信元アドレスが理事会登録アドレスではなかったのだと思う後で確認してみたら,何故か理事会MLのカスタムフィルタのチェックが外れていたのが送信されない原因だった(さらに追記:実はそれも原因ではなく,原因の切り分けをして調べて行ったところ,たぶんオセアニア学会が借りているサーバのMailManの動作がおかしくなっていると思われた)。

成田に着いたのは予定時刻より10分ほど遅く,たぶん全乗客の中でも1,2を争う早さで税関まで通り抜けられたのだが,長野まで帰り着くために乗らなくてはいけないスカイライナー52号はとっくに発車してしまった後だった。次に早く上野に着くのは21:38発のスカイライナー54号なので,それに乗った。これはスカイアクセス線経由なので,普通のスカイライナーよりも若干値段が高いが,44分で京成上野に着いてしまうのは凄い。しかしそれでも,Maxたにがわ429号に乗継ぐには8分しかないので,たぶん乗れず,高崎までの最終新幹線であるMaxたにがわ477号に乗るしかなかろう。まあ,先月札幌日帰り出張したときと同じ新幹線なので,高崎から前橋行きの両毛線には乗継げるはずで,それほど問題はない。前橋でホテルを取るか大学泊にするかが悩みどころだが,面倒なので大学泊にしようと思う。

うーん,やはり2分の差で,Maxたにがわ429号には乗れなかった。上野駅の新幹線待合室はUQのWiMAXには対応しているらしい(広告が貼ってある)のだが,通常の無線LANのアクセスポイントはないのだった。34分待ちの間は,仕方ないのでメモ打ちを進めるしかないな。

それにしても,今回は調査とワークショップの両方を10日間でやってしまうという強行スケジュールだったわけだが,無事に終わって良かった。明日からは日常に戻るわけだが,今回はあまり調査ボケしていないと思うので,気温の差を除けばとくにギャップは感じないで済むだろう。こういうのも悪くない。

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Correspondence to: nminato@med.gunma-u.ac.jp.

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