枕草子 (My Favorite Things)

【第122回】 コンピュータ三昧(1999年2月5日)

この一週間というもの,コンピュータ漬けの日々である。1月30日には修士課程2年頃からはまっていたパソコン通信関係の知人たちと新宿の珍珍閣という店で飲茶を楽しんだりして(安くてうまかったので,駅からは結構遠いけれどお薦めできると思う),それなりに余裕があったのだ。2月1日は一日中修士論文の査読をして過ごした。この辺もまだ良かった。悲劇が起こったのは2月2日のことである。

修士論文審査会を終えて教室に戻ってくるとなにやら萩原君がNTマシンの前で唸っているではないか。「あれ,ハードディスクを換装するだけじゃなかったんだっけ?」と聞くと,何かの弾みでマザーボードとCPUが死んでしまったとのこと。たぶん静電気か清掃の水分が原因なのだろうけれど,この時期の換装は恐ろしいものだということが骨身にしみた。仕方ないので教授から5万円予算で修復する許可を得て,3日の修士論文審査会が終わってから萩原君と秋葉原まで部品を買いに行った。組立てそのものは2時間くらいで完了したのだが,どうやってもWindows NTがネットワークインターフェースカード(NIC)を認識せず,難儀した。これはNTを諦めてWindows 95を入れようということになった。しかし95でもNICは正しく認識されない。DEC21440というチップの型は正しく認識されるのだが,変なIRQをとってしまうのだ。ネットワーク接続をしようとするとハングアップするのである。悩んだあげくマザーボードのメーカーであるABITのサイトでFAQを見てわかったことは,BH6というマザーボードではIRQを占有するPCIカードは2番目か3番目のPCIスロットに差さねばならないという落ちだった。スロットを変えたら問題は解決したので昨日1日かけて復旧したのであった。この悪戦苦闘について詳しくは萩原君のページに掲載されていくので,乞うご期待。

さてコンピュータ漬けというからには,これだけではない。実はぼくは3月に転居予定で4月からは長い通勤をすることになるので,通勤電車内での作業用にノートパソコンを物色していたのだが,2月1日に生協に行ったら,「2月3日にVAIO-505RXが限定5台入荷。249,800円。先着順」という情報があったので速攻で買ってしまったのだ。VAIOのセットアップにも時間がかかるので大変である。オンラインソフトは手元のネットワークにつないだマシンでCD-Rに焼いてからCD-ROMドライブ経由でVAIOに移すわけだが,ぼくの私物CD-ROMドライブというのはIO-DATAのPX44という4倍速の古いマシンなので,年中読み込みエラーがでるのだ。これも悩ましいところである。VAIO専用のCD-ROMドライブを買ってしまおうかとさえ思う今日この頃である。脳の外在化にこんなに熱心になるところから自己診断すると,ぼくはきっと脳を使いたい欲望に比して容量が足りないのだろう。世間一般ではヲタクとかいうのかもしれないが。


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