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個別メモ
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【第51回】 川遊び(2004年6月7日)
- 5:00起床。ちょっと曇っている。リヴァないむ(「川の名前」絡みで開設されたblog……って言ってもいいんだよね?)をみて,四半世紀前に荒川・多摩川フリークだったぼくとしては,懐かしくなってコメントしてきた。もっとも,多摩川は何といっても小田急線の登戸近辺で焚き火をしながら夜釣りを何度もしたのがメインな活動で,四つ手網を使ったのは,埼玉の安行あたりの小川でのことが多かったけれど。当時の武蔵野線の東川口駅近辺(中学生の頃は板橋区の北の外れに住んでいたので,自転車で行ったことも何度もある)や浦和から大宮に向かうバスの途中で降りていく小さな農業用水路の辺りの雰囲気は,相当に寂れていて田舎っぽくて(誉め言葉です,念の為),とてもステキだったのだ。水元公園とか浮間公園とか石神井公園とかの池の方が釣果は良かったのだけれど,小さな川には独特の良さがあった。それも,川自体の雰囲気は水郷も良かったので時折足を伸ばしていたけれど,なんていうかなあ,自転車で行ける場所には地元意識を感じるがゆえに,物凄く愛着をもっていたのだ。今はどうなっているかなあ。
- 今は千曲川(下流で信濃川になる)と利根川という日本で1,2を争う大河川の間を毎日往復する生活なのだが,とくに利根川のそばには網を入れてみたくなる小川や溜池がたくさんあって惹かれるので,寄っていく時間がないのがとても残念だ。時折,子供たちと長野市近郊の小川で遊ぶのだが,関東南部のゆるゆるした川に比べると水量が少なくて流れが速くて水温が低いので,小川というよりも渓流っぽい(でも渓流ってほどきれいじゃない)場所が多いのが難点だ。最近,いい場所を見つけたのだけれど,このところの休みはすべて少年野球の練習で終わっているので,なかなか行く暇がない。
- 往路は6:57発あさま550号。雨が不安だったが新前橋で降りて自転車を使うことにしたのは,先週末で家も研究室もコーヒー豆が切れてしまったから,珈琲問屋に寄りたかったからだ。今回はパプアニューギニアとコスタリカを300 gずつ,ハイローストにして貰ったのだが,このパプアニューギニアは大当たりだった。挽いただけで何ともいえない甘い香りが漂ってきて,淹れてみるとコクがあってまろやかで,かつ苦味も酸味もほどほどに(とくに後味に)効いていて,実に美味だ。
- 書き忘れていたが,先週末に高崎駅で乗り継ぎ待ちの間に本屋に寄って,3冊の文庫本,スピールマン&アントニオ(奥田祐士訳)『蚊 ウイルスの運び屋 蚊と感染症の恐怖』(ヴィレッジブックス)ISBN 4-7897-2274-0(Amazon | bk1),鎌田・高橋『生き方のコツ 死に方の選択』(集英社文庫)ISBN 4-08-747703-7(Amazon | bk1),カーク(小梨直訳)『ハリー・ポッター誕生 J.K.ローリングの半生』(新潮文庫)ISBN 4-10-213621-5(Amazon | bk1)を衝動買いしてしまったのだが,『蚊』はかなりいい。原題は"MOSQUITO: A Natural Histroy of Our Most Persistent and Deadly Foe"なので邦題とはだいぶ違うのだが,まあ,いずれにせよ文庫本で,蚊が媒介する感染症において蚊が果たしている役割を,これほど詳しく読めるのは,得をした気がする。マラリア伝播過程の解明にからむロスとマンソン周辺の人間模様もかなり詳しく書かれていて面白かった。もっとも,それ以外のところはまだ読んでいないのだが。
- JICAに履歴書を出しなおさなくてはならないので書類修正とか,人口学会の準備とか,いろいろしているうちに20:00が近づいた。雨ではなかったので自転車で新前橋に向かい,20:24上野行快速で高崎まで。いつもの20:43発あさま号で帰宅。
- メールでカワバタ本人から教えてもらったリヴァイアさん、日々のわざもメモしておこう。PTAの話が当面のメインらしい。
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