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【第122回】 疲れた連休の翌日はベトナム報告会(2004年10月12日)
- 土曜は台風で大雨だったので野球の試合はなくなったが,チェスをしたりいろいろ子供の相手があったので,仕事をする時間はあまりなかった。これではまずいと思い,日曜は朝4:00に起きて月曜の資料を準備したのだが,終わりかけてから気がついてみれば,月曜は休みなのだった。徒労。いや,でも,来週の準備が楽になったから無駄ではなかった。優先順位を間違えただけだ。
- さてその日曜だが,台風一過の青空の下,地区の運動会が開かれた。毎年,公民館長さんが開会で話されるのだが,老若男女が一緒になって行う,地区の運動会というのは,今では残っているところは少ないのだそうだ。小学生が出る競技が多いのだが,リレーとか玉入れは東西南北の対抗戦で点が計算されるので手が抜けない。それと,人手が少ないので,足が速くなくてもリレーの選手にならなくてはいけない。まあ,余程足が速い選手がいなければ,順位を維持することくらいはできるのだが,今年の男子リレーは小学6年生が帰ってきた段階で3位だったので,そのまま3位になった。これが響いて,総合成績も東地区は去年の優勝から転落して3位の憂き目をみたのだった。さてしかし,それで落ち込んでもいられない。午後は少年野球の練習があるのだ。慌てて帰宅して握り飯をほおばり,着替えて小学校のグラウンドに引き返した。夕方までたっぷり練習して帰宅後,晩飯に親子丼を食べてから,金曜から長野駅に置きっぱなしの自転車を取りに行った。ついでに駅の近くの床屋が開いていたら散髪しようと思っていたのだが,ちょうど閉店直後だった。食事を後にすればよかった。近年にない身体疲労の極に達し,帰宅後は倒れるように眠った。
- 月曜は土曜に中止になった野球の試合だったが,相手チームは千曲川大会で優勝した強豪であり,春にも対戦して大敗しているので,当初から苦戦が予想された。で,予想通りというか,それ以下のひどい結果で,12対0の3回コールド負けだった。昼過ぎに帰宅後,食事をしてから近所の床屋に行って散髪してきた。その後,子供たちが再びキャッチボールがしたいとかいうので,近所の公園まで出向いた。同じ野球チームの子供が3人いて,そのうち1人は,なぜかまだユニフォーム姿のままだった。皆野球が好きなのだなあと思った。まあ,まだユニフォーム姿のままなのは,それだけではないだろうが。暗くなるまで練習して帰宅後,焼きそばを作って晩飯とし,その後暫くして就寝。
- 月曜は6:00に起きたのだが,いろいろ雑事をしていたら6:30に出ることはできず,7:38出発。なんとか7:56発あさま504号に滑り込みセーフだった。今日は1号車から3号車までしか自由席ではなかったので,2号車に乗っている。ベトナム報告会の発表用のプレゼンファイルの準備をしなくては。
- 2号車だと高崎での桐生行きには乗れないことが多く,今日も駄目だった。4分遅れで渋川行きが出て,これは新前橋から前橋行きのバスにちょうどいいタイミングで接続するはずなのだが,そのバスが5分以上遅れたので,渋川行きのバスに乗り継いだものの,結局新前橋で電車を待っていたとしても最終的に乗れたバスは同じやつだったという落ちがついた。こんなことなら高崎か新前橋で次の電車を待っておけば,もっと仕事ができたのに,と思うが,後の祭りである。
- 農環研の三中さんの日録からリンクされている,来る11月に実施されるらしい農林水産省数理統計研修講義資料のひとつ〈R〉による統計解析は,分布についてまとまっていてすばらしい。「【5】正規分布のもとでの棄却域の図示」の美しさは感動的でさえある。
- 大学院教務委員会が終わって,これから東京に向かわねばならない。今夜は遅くなると思われるので,たぶん群馬までしか帰らない予定。
- 報告は無事に終わり(報告そのものよりもEPIINFOで塗り分け地図を作る方法の方が受けたように思われるのは気のせいか?),前橋に向かう途中,市ヶ谷の本屋で買った,梶尾真治「未来のおもいで」,高嶋哲夫「M8」を読了した。どちらも傑作であった。三砂ちづる「オニババ化する女たち:女性の身体性を取り戻す」(光文社新書),山田昌弘「パラサイト社会のゆくえ−データで読み解く日本の家族」(ちくま新書)にはざっと目を通しただけだが,どちらも読み応えがありそうだ。三砂さんとは何度か喋ったことがあるのだが,フィールドワークする疫学者(彼女はたしかEPIINFO使いだったと思う)が主張することと,JOICFPの会議に来ている「正統派で少数派の(と自称されていた)」産婦人科医が主張することが共通している(無理やり一言で言えば,身体性の復権であろう)のは,当然と言えば当然なのだが,それがどれくらい世の中に受け入れられていくかというのは,また別の話で,パラサイト社会の失敗が脳化の限界であったことを自ら認めるほど人間は賢くないような気がする(いや,そもそも失敗と認めたがっていないように思う)ので,かなり困難だろうと思う。小学生の体力は低下し続けているらしいし。もっとも,社会と身体は相互作用しながら変化するので,これも一種の適応かもしれないのだが……などと考えていると結論が言えなくなってしまうのだよなあ。
- 前橋に着いたら22:00を過ぎていて自転車置き場が閉まっていたので,無料駐輪場の方に置くべきだったかなあ(でもそれだと雨で濡れていたに違いないので,やっぱり有料の方に置いて正しかったのだろう)と思いながらタクシーに乗って研究室へ。で,某査読論文は読み終わったのだが,審査報告を書く前に1つシミュレーションをしてみなくてはならない。明朝だな。
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