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個別メモ
Latest update on 2012年3月5日 (月) at 10:54:46.
【第276回】 原稿締め切りが多いのだが(2005年5月9日)
- 7日土曜の朝は雨が残っていたのでグラウンドを見に行ったら,何ともなかったので,普通に練習をした。午後も再来週の大会の組み合わせ抽選会に行ってきた後,力が余って自主練習をしている子供たちに付き合ってしまったので,夜は疲れ果てて何も出来なかった。8日の練習後は疲れ果てて午睡3時間。
- 愛用しているファイラdk/w2.00安定版が公開され,それに伴ってシェアウェア版であるDolphin Kickの開発が停止された。最近dk/wに追加された機能である「タブ」を使って下ペインに作業中ディレクトリを全部記録しておくと,作業の一時停止・再開が多いぼくのような環境では非常に便利だ。
- 夜,原稿を進めようとしたが,1:30を過ぎて力尽きたので就寝。
- 9日朝は5:40起床し,朝食後,子供たちとキャッチボールをして7:35に自転車に乗った。往路あさま504号。
- 午前中に1つ論文に目処をつけた(決して小さくはないミスが見つかって慌てたが)。午後は大学院教務委員会。戻ってきて/.Jを見ると,Mozilla Firefox 1.03に大きな脆弱性があるという話が。とりあえず,ツールのオプションのWeb機能タブで,「Webサイトによるソフトウェアのインストールを許可する」のチェックを外しておくことにした。
- 書き忘れていたが,子供の小学校で,先週末からぎょう虫検査,明日が検尿ということになっていて,サンプル用のセロハンと容器が配られていたのだけれども,子供たちが尿のサンプル方法がわかっていないらしいことに疑問を感じた。学校保健法の下では,検尿は全学年の定期健診項目ということになっていて,慢性腎臓病と糖尿病の早期発見が目的で,早朝尿を採取して試験紙で検査し(大抵の場合は検査機関に送られて検査される),3週間以内に結果が返されることになっている。この種の検査に接するたびに思うが,本来ならインフォームドコンセントが必要なのではなかろうか? 研究ではないから疫学研究倫理指針には該当しないだろうし,個人情報保護法も適用除外だろうし,健康増進法に謳われている「国民の義務」からすると問答無用で協力しなくてはいけないのだろう。しかし,せめて,何の目的で行う検査なのかということについて説明した文書くらいは配るべきと思うし,正しいサンプル方法を子供に教えるべきではなかろうか。本来なら学校保健委員会にはPTA代表も参加することになっているので(参考:シンプル衛生公衆衛生学2005,p.216,図7-5),積極的に学校側と相談してもいいような気もする(ただ,ちゃんと文書を貰ったのに子供が無くしただけだったり,ちゃんと説明を受けたのに聞き流して忘れているだけだったりすると大変に恥ずかしいので,慎重に話を持っていかねばならないが)。大人の人間ドックでの検査を考えれば,早朝尿をサンプルして持参するよりも,学校に着いてからスポット尿を取って,その場で試験紙でチェックしたほうがいいような気もするが,現実には難しいかなあ。ぎょう虫検査は,4年生以上は省くことができることになっているし,今の日本の都市で実施する意味はほとんどないと昔から思っているので,藤原正彦さんのように学校と戦う気はないけれども,やんわりと相談してみてもいいかもしれない。そのためにも,まずは学校保健委員会について確認してみようと思う。例えば,川端君のように紫外線対策問題を取り上げたいという親が,学校にそれを申し入れるルートとしては,たぶん学校保健委員会が正規のルートではないかと思うので,そこを確認しておくことはPTA活動の中でも意味があることだろう。ちなみに,紫外線については,少年野球の監督なんかしていると帽子とサングラスで防護していたって日焼けはしてしまうので,他人事ではない。けれども,データを見る限り,日本では欧米と違って,それほど多くもないし急増しているわけでもない(というか,そういうデータはない)以上,UVカットローションを子供に長期連用した場合の皮膚がん防護効果が,あせもなんかも含めた副作用のリスク(顔とか,吸収性の高い場所に塗るわけだし)やいろいろなコストと比べてみて,有効だというデータでもないと,野球部監督としてUVカットローションを塗るべしとは言い難い(もちろん,塗りたいという人がいれば止めないが)。一般論としていえば,現在差し迫ったハイリスクがない状態では,具体的に何をどうしたらどれくらいのコストがかかってどれくらいリスクが減るのかという資料がないと,マネージメントをしている側は動きにくい。もっとも,眼を傷めないために,サングラスというか,UVカットのスポーツグラスはかけた方がいいと思うんだけれども,審判や監督・コーチすら掛けてはいけないという大会があるくらいで,これも少年野球ではなかなか通りにくいか。大学ソフトボールではインカレでもまったく問題なかったし,プロ野球選手もかけているから,あれって高校野球までの精神主義なんだろうなあ(高校野球は去年から緩和されたらしいから,少年野球でもそのうち緩和されるかもしれないが)。
- 復路は,最終あさま533号。これだと,家に着くときは既に日付けが変わっている。
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