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【第334回】 雨上がり（2005年7月25日）

• 5:50起床。昨夜雨が降ったらしく，水溜りがいくつもできているが，自転車で走るには支障がないくらいの感じ。曇って湿っぽくて，梅雨が明けたとは思えないのだけれども，週末を思い出してみると，昼間の焼けつくような陽射しは，確かに夏のものだったので，まあ，今日，たまたま天気が悪いということなんだな。
• 土曜は6年生が臨海学校でいなかったので5年以下（ただし初心者を除く）で練習したが，6年がいないと自分がやらなくてはという自覚が出るらしく，5年生がとても頑張っていたのが印象に残った。日曜は早朝から毎年夏休み（冬休みにもあるが）恒例の1000万人ラジオ体操に出て，犬？のマスコットのようなデザインのハンドタオルのようなもの（スポンサーは郵便局）を記念品にもらった。まあ，以前貰った笛よりは役に立ちそうだ。その後，9:00から練習。後半は紅白戦にしてみた。いつも盛り上がりすぎるのが困るんだけれども，着実にバッティングも守備もうまくなってきている。あとはピッチャーさえ着実にストライクを決められるようになれば，長野市大会１回戦に勝てる可能性は十分にあると思う。午後は県営球場まで自転車で行って，欽ちゃん球団として知られる茨城ゴールデンゴールズと地元の有名な社会人のクラブチームであるNTT信越硬式野球クラブとの試合を見た。割引券があったので，大人の入場料は1000円だった。子供の入場料は500円である。売り上げ利益はチーム運営費の補助として両球団で分けられるほか，チャリティへの寄付もされるとのこと。週末に中村仁『欽ちゃんとの約束』竹書房ISBN 4-8124-2178-0（Amazon | bk1）を買って読んでいたこともあり，ゴールデンゴールズの方に少しだけ思い入れがあったのだが，NTT信越の監督の柴山さんは，つい先日まで地元の中学生のクラブチームである東柳クラブの監督をされていた方であり，そちらも応援したかったので，いいプレーならどちらも応援するという姿勢でバックネット裏に陣取った。試合開始前の練習中は大変に暑かったが，双方とも選手の動きは良く（まあ，ゴールデンゴールズのやまもと圭壱選手の動きはやや鈍かったけれども，もしかしたらあれも芸なのかもしれないし，徹夜明けであれだけ走れるというのは，相当な体力だと思う），とくにゴールデンゴールズのセカンドの片岡安祐美選手は，守備の動きが良かっただけではなく，練習中からベンチに下がってからもずっと声が良く出ていて，本当に野球が好きなんだろうなあと思われた。試合結果は15対4という大差でNTT信越が勝ったが，『欽ちゃんとの約束』に出てきた仁平，ウィリー，カルロス，ダンキチといった好投手が来ていなかったみたいだし，NTT信越も強いチームなので，まあこうなっても当然の結果とも思う（満塁ホームラン２本という勝負強さは凄みを感じた）。ともあれ，試合前から観客を楽しませ続けたマイク・パフォーマンス（相手チームの選手まで呼び捨てにするのには何となく居心地の悪さを感じるし，審判までいじられてしまうのは，ちょっと審判にはお気の毒な気もしたが--なにせ主審の高橋さんは年齢とか体重とか奥さんのお名前まで場内にアナウンスされてしまったのだ--まあご本人たちが納得しているならいいのだろう）から，試合後の何百人も並んだファン１人１人へのサイン（２時間でも３時間でもかけて，並んだ最後の一人までサインをしてくれる）とかに至るまで，「欽ちゃん」のエンターテインメントのプロとしてのサービス精神は凄かったし，ライトの岩田選手のスライディングキャッチと着実なバッティングが光っていたし，いいものを見せてもらったと思う。これに懲りずに，また長野に来てほしいものだ。
• 月曜は最初に書いた通り天気が悪く，地面も水を吸って柔らかかったのだけれども，長野市大会が近いこともあって，息子を起こしてピッチング練習をさせる。が，いまひとつ不調。疲れか？　その不調のせいもあって練習時間が長引いたので家を出るのが遅くなり，往路あさま504号には滑り込みセーフ。
• ひとつ嬉しいメールが入った。9月1日のPTA講演会講師をお引き受けいただけたのである。テーマは「食の教育」ということで。
• 昼間はずっとメールを打ったり学生の相談に答えたり，等々。
• 19:30頃研究室を出て，通勤途中（県庁の南側の大きな橋を渡って最初の大きな交差点を新前橋駅の方に左折するとすぐのところ）にあって，いつも気になっていた「理髪のさんたく」で散髪してもらった。暑いので，このところずっとざっくり切りたかったのだが暇がなかったのだ。今までの半分くらいの長さにしてもらった。まだオープンして日が浅いせいか，他に客がいなかったのだが，仕事が丁寧でよかった。それに，21:00までに受けつければOKというのもいいし，三択システムもいい（そう，「さんたく」という店名は，カットメニューが三択になっていることを示していたのだ，たぶん）。顔剃りの程度によって3段階選べて，顔剃りなしだと1980円，上部だけだと2480円，全部だと2980円というのは合理的だ（帰り際に200円割引券をもらえたので，10月末日までに行けば，今度は上部顔剃り付でも2280円になる）。店構えがそれっぽいので，てっきり理容プラージュみたいなチェーン店だと思っていたが，そうではなくて，組合に属していない個人営業なのだそうだ。だから組合協定料金より安いし，遅くまでやっているという。どの業界も生き残りをかけて必死なんだなあ。でも，挨拶も元気良くて，とても気持ちが良い店だった。次も行こうと思う。
• 復路あさま563号。

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