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【第444回】 大掃除・残務処理・忘年会（2005年12月22日）
- ふと気がついたら6:50だった。眠っている間にオセアニア学会仕事を終わらせてくれる小人さんはいないので，やっぱり仕事は残ったままだ。まずい。今日は大掃除があって，それが終わったら，伊香保温泉泊りがけで研究室の忘年会という予定が組まれているので，残務処理が終わらない可能性がある。
- 大掃除は（といっても殆ど自分の居室をきれいにしただけだが）午前中で終わりということにして，地域保健実習の残務処理。２人ほど連絡が取れない。さてどうしようか。
- 忘年会は他の人が出発する時刻に間に合わず，残務処理を継続している。とはいえ，あと1時間しか余裕はない。外は雪。この分だと，新前橋までタクシーで出るしかないな。
- ……と思っていたが，夕方になると雪が上がったので，自転車で新前橋へ。吾妻線で渋川まで行き，バスに乗り換えて伊香保温泉まで。渋川から伊香保に向かう道は大渋滞で，１時間くらいかかったんじゃなかろうかと思うが，何とか無事に宿に着き（森秋旅館という。すごい老舗らしい。以前より群馬大学の教員が良く利用していると聞いた），温泉と料理と酒を堪能した。一次会の後，カラオケで0:00近くまで。その後再び風呂に行って，戻ってから教授と助手と1:00頃まで語り，最後にラーメンを食べに行ってきてから就寝。疲れた。
- 翌朝は7:00に起き，朝食をさくっと食べてからバスで渋川に向かった。渋川8:20発の特急が出る直前だったが，そこまで急ぐこともないだろうと思って，次の各駅停車で高崎に出た。10分くらい（？）の待ち時間にミニダルマ（いろいろな色があって，それぞれ願掛けの種類が違う）を買ってから，あさま号に乗った。長野は雪。いったん帰ってから雪かきとか雪下ろしとか。それに異様に時間がかかったのと，子どもらの荷物の準備に手間取ったので，友人G氏の山小屋に行くために乗る予定の列車に間に合わず，19:25頃に妙高高原駅に着いたけれども，迎えに来てくれたG氏とお子さんを1時間以上も駅で待たせてしまって申し訳なかった。妙高の雪も半端でなく凄くて，道の両側に除雪されて積もっているのが自分の背より高いのは恐ろしい気がした。
- 2年ぶりくらいにG氏の山小屋を訪れたが，やはりログハウスはいいなあと思う。落ち着くし，戸外の寒さのわりには暖かい。その夜はカニ，カキなどの海の幸と野菜がてんこ盛りの寄せ鍋に舌鼓をうち，疲れたので早々に眠った。翌日は午前中１時間くらい雪かきをして（しないと車のところまで辿りつけないくらい，一晩で積もっていたのだ），昼前から斑尾にスキーに出かけた。娘が初スキーだったので，最初は平地で一緒に歩いてやったりしたが，午後はスキースクールの小学生初心者コースに入れたので，その間は気楽に滑ることができた。以前スキーをしたのは何年前だったか忘れたが，体が滑り方を覚えていたのと，借りたスキー板がカーヴィングというやつなんだろうか，短くてあまり滑らないやつだったのと，コースの斜度がきつくなかったのと，雪がサラサラの新雪だったのと相俟って，わりとスイスイ滑れて気持ちよかった。娘もスキースクールの小学生初心者コースがたまたま２人しか受講者がいなかったので，ほとんどマンツーマンのような形でしっかり習えて良かった。スクールが終わったあと２回ほどリフトで上まで行って降りてきたのだが，１回目は多少怖がっていたものの，２回目には１度しか転ばずにしっかりボーゲンで下まで降りきった。大変楽しいスキーの後は，クリスマスパーティであり，いつもながら凝ったG氏夫人の料理を堪能した。今年は鶏肉に加え，ウサギの肉で作ったラパンという料理が出されたが，これが実に美味だった。日曜日は快晴だったので，娘はもう一度スキーに行きたそうだったが，帰る日だし疲れすぎてもいけないと思い，ログハウスの周りでソリすべりとか，カマクラを作るとかいった雪遊びを楽しみ，夕方帰途に着いた。大変楽しい休暇となった。いつもながら友人G氏のご一家には大変世話になって大感謝である。
- 帰宅後，フィギュアスケート女子シングルのテレビ中継を見た。大変レベルの高い勝負で感動させられた。１回飛べれば２回でも３回でも飛べそうに思うが，２回やったのは女子フィギュア史上初だったというから難しいのだろう。翌朝のために米を研いでタイマーをセットし，溜まったメールを見たら0:00になったので就寝。
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